2011年度 インタラクティブ映像制作実習I(1)
[Prev] [Home] [Next]

第2回 図形とパス操作

担当者: 斎藤進也 (saitos[at]fc.ritsumei.ac.jp)


★本日のテーマ

本日は、前回に引き続き、オブジェクトを描画するためのツールの基本をマスターする。
そして、ムービーを作成する上で重要となる「フレーム」の基礎的使用方法について学ぶ。



★ツールの基本(2)


★レイヤー(pp.152-162)

レイヤーは何層も積み重ねることができる透明シートのようなもので、部分的な編集を重ね合わせることができる。

また、「下書き」レイヤーと「クリーンアップ(清書)」レイヤーの2つを用意し、両者を使い分けることで、効率的な作画を行うことができる。

のところをにすると、そのレイヤーが見えなくなる。
また、は、そのレイヤーをロック(編集不可能)にするためのものである。

新規レイヤーを追加したい時は、をクリックする。



■作画時のレイヤー活用法

(1)「下書き」レイヤーと「清書」レイヤーを用意する。


(2)「下書き」レイヤーに、[えんぴつ]ツールで、ラフに絵を描く。線の色は清書とは違うものを選ぶ。


(3)「下書き」レイヤーが編集されないようにロックし(にチェック)、「清書」レイヤーを編集する。
下書きの線を参照しながら清書する。


(4)「下書き」レイヤーを削除する。小綺麗なイラストが出来る。


(5)必要であれば色を塗る。




★本日の課題

本日は、課題Aと課題Bの2つの課題に取り組みなさい。

課題Aについては、各自ひとりひとり取り組み、課題Bについてはペアでひとつ に取り組む。

課題A : 「下書き」レイヤーと「清書」レイヤーを使い分け、次のいずれかのイラストを描きなさい。

なお、課題Aを提出する時は、「下書き」レイヤーを消さずに残しておくこと。

※「個人課題」の提出方法
各自が所属するグループのフォルダ内に、それぞれファイルを保存する。
ファイル名は、名字_日付.拡張子とする。ex)saito_090408.fla



課題B : ペアのひとりが背景を作り、もうひとりがキャラクターを作り、最後に ひとつの絵にまとめなさい。
なお、画題は下記のいずれかとする。


<課題Bの手順>
(1)背景とキャラクターで、それぞれのレイヤーを用意し、一方が「背景」レイヤーを他方が「キャラクター」レイヤーを作画する。
(2)双方が出来たところで、USBメモリーなどを利用し、相手の絵(レイヤー)を入手し、合わせる。

※「ペア課題」の提出方法
各グループ(4名一組)を2分割し、二人一組で課題に取り組む。

各自が所属するグループのフォルダ内に、ペアでひとつのファイルを保存する。
ファイル名は、名字1_名字2_日付.拡張子 とする。ex) saito_inaba_090408.fla

[Prev] [Home] [Next]