術・学芸系サークルの催し物(10月)

 学生センターが「催し物」一覧を発行しています。ここでは私自身の覚え書きとして、衣笠キャンパスでのそれを再録した上で、書き加え、更に若干の感想をメモしています。なお、BKCキャンパスでの催し物については、サークル連合が発行した「されん」(BKC各所で配布中)が参考になります。
 
企画名 団体名 日付・曜日 時間 場所


ニューフェイスライブ KEAKS 2日(火)-3日(水) - 以学館2号ホール
 *行けませんでした。
秋のミニコンサート マンドリンクラブ 4日(木) 17:00 学生会館小ホール
 *会議のために行けませんでした。
学外展「土三昧」  陶芸部 4日(木)-8日(火) 9:00-16:00 妙心寺金牛院
 *6日(土)に出かけました。禅寺の中での展示というとてもすばらしい環境でした。作品も、全体として端整なもので好感がもてました。たとえば、阿部君のお茶碗、谷口さんの壷などが端整な姿で目に付きました。それ以外には、乙部さんの大壺は、単に大作というだけでなく(実は大壺を作ること自体が大変ではありますが)、釉薬に意欲が見られました。場所柄から、様々な人が鑑賞してくれていたのも成功でした。また、縁側でお茶をいただきましたが、すばらしいお庭を見ながらいただけたのでほっこりとしました。ただ、私自身はもっと意欲的な力強い作品もみたいと思っています。
二回生展 書道部 4日(木)-9日(火) - ギャラリー四季
 *最終日9日の夕刻に出かけてきました。今回は回生単位の展覧会を三条寺町の画廊で開いており、先日の河原町での企画など、書道部は広く市民の皆さんに作品を見てもらおうしており、その姿勢はすばらしいと思います。作品も整ったものであり、作者のコメントでは「字はうまくない」云々と記述されていましたが、手本の模写という点ではしっかりとしたものだと思います。問題は、この基本的力量を背景として力のある自らの字をどう書いていけるかでしょう。その意味で、サークルとしての企画(凧に書く)にもっと力を入れてみるのもいいのでは?
弁護士としてどう生きるか 立法会 5日(金) 17:00 創思館1階
 *全学協代表者会議のために行けませんでした。
京都学生フェスティバル けん玉研究会 6日(土) 11:15-11:30 京都駅ビル・大空広場
京都学生フェスティバル 出前チンドン 6日(土) 12:15-12:35 京都駅ビル・室町広場
京都学生フェスティバル 和太鼓ドン 6日(土) 13:55-14:15 京都駅ビル・室町広場
京都学生フェスティバル 和太鼓ドン 6日(土) 16:10-16:40 京都駅ビル・大空広場
 *12:00から13:00前までの一時間程度出かけてきました。大空広場のイベントをのぞいた後で、室町小路広場で民族音楽ステージを見てきました。アメリカンフォーク、邦楽、チンドン、民族音楽、四団体のジョイントでの「明日がある」の演奏はとても興味深いものでした。こういう機会でもないとありえないコンサートでしょう。「民族音楽」と括ることができるとしてもその有り様は大きく異なっているのだから。出前チンドンも、それ自体が面白いジョイントだと思いましたが、やっぱり「チンドン」を見てみたいですね。フェスティバルが始まったばかりで、土曜日の昼だったせいでしょうか、人が少なかった、とりわけ学生の姿があまり見られなかったのが残念です。大空広場のそれぞれのイベントも面白いものでしたが、こちらもお客が少なかったですね。学生の参加を増やす術を考えることが必要でしょう。
京都学生フェスティバル Magic Players 7日(日) 11:20-11:40 京都駅ビル・大空広場
京都学生フェスティバル 交響楽団 7日(日) 12:10-12:35 京都駅ビル・室町広場
京都学生フェスティバル クラシックギタークラブ 7日(日) 13:45-14:15 京都駅ビル・大空広場
京都学生フェスティバル きじむな 7日(日) 15:50-16:20 京都駅ビル・大空広場
京都学生フェスティバル Joker(Clef) 7日(日) 17:15-17:32 京都駅ビル・室町広場
 *昼過ぎまで地区の体育祭だったのですが、「きじむな」の演奏を聞きたかったので、3:30頃から7:00前のクロージングまで出かけてきました。「きじむな」のメインボーカルの男性はとても強い声で、今後に期待がもてます。声に艶が出ればもっとよくなると思いますし、女性ボーカルにはもっと力強さがでればと思います、と要求が多いかな。私自身が沖縄音楽を大好きだからそう思うのでしょうが、いずれにせよもっと多くの人に聞いてほしかったですね。「きじむな」で大空広場ステージは終了しましたので、後は室町小路広場のステージで、アカペラ・合唱ステージからクロージングまできいていました。直接には「Joker」を聞きに行ったのですが、他の演奏にも惹かれて結局、最後までいることになりました。Jokerは結成して日がないからでしょうか、まだ舞台になじんでいないようです。たとえば、ミスして演者が照れ笑いすると全体が白けますから、堂々と。演奏も前後が迫力あったせいか、線が細く感じました。ただ、最後のMonikaの曲は楽しめました。
ジャズの夕べ 軽音楽部(ジャズ系) 9日(火) 18:00 学生会館3階4ホール
 *講義のため行けませんでした。
秋期立展 立命美術同好会 9日(火)-12日(金) 10:00-17:00 以学館多目的ホール3
 *前回見た時よりも作品数が少なかったように思います。書きたいと思ったことを書く、というのが基本だと思いますが、やはり基礎的訓練も必要でしょう。
10月定期演奏会 ニューミュージック研究会 11日(木)/12日(金) 13:00-18:00 以学館2号ホール
 *会議と出張のために行けませんでした。
2001年度卒業公演
 「初恋」
劇団月光斜TeamBKC 10日(水)
11日(木)
12日(金)
13日(土)
16:00
12:30/17:30
12:30/17:30
16:00
BKCユニオンホール
 *月光斜TeamBKCのお芝居は好きなので、できるだけ時間を作ってBKCまで見に行くのですが、今回は講義・会議が詰まっていて時間がとれません。
2001年秋公演
「天国のピザハウス
劇団立命芸術劇場 11日(木)
12日(金)
13日(土)
18:30
13:00/17:00
13:00/18:00
学生会館小ホール
 *11日18:30からの回に出かけて来ました。108階にあるピザハウスを舞台とした、リツゲイらしい、男女の恋物語を軸として、みんな善人なのだということを表す作品でした。作りはおそらくコメディなのでしょうが、残念ながらギャグはすべっていました。初回の公演であったためまだこなれていなかったのかもしれませんが、ストーリーに逃げ場がなかったり、セリフが伝わらない(早口過ぎる、セリフがかぶる、聞き取りにくい等)ように思いました。
新人上映会 映画部 12日(金) - 以学館1号ホール
 *会議で出張のために行けませんでした。
歴史認識をめぐって 衣笠学術部「歴史企画」
実行委員会
12日(金)
22日(月)
18:00
18:00
清心館547
 *「不戦の集い」に連動した連続学習会だそうです(教育学研究会・考古学研究会・国際問題研究会・中国研究会・東洋史研究会、が協力しているそうです)。とてもすばらしい企画であり、多くの学生諸君の参加があればと思います。ただ残念ながら私自身は、いずれの日も会議のために参加できません。
草津市玉川小学校
音楽祭
混成合唱団
メディックス
13日(土) - 玉川小学校
 *会議で出張なのと、夕刻は私が顧問をしているサークルのOB総会であったため行けませんでした。
10月定期演奏会 ロックコミューン 15日(月)/16日(火) 13:00-17:00 以学館2号ホール
 *講義と会議の都合で行けませんでした。
秋のパネル展 漫画研究会 15日(月)
16日(火)-18日(木)
19日(金)
13:00-18:00
9:00-18:00
9:00-16:30
以学館多目的ホール3
 *初日の夕刻に出かけました。そのためでしょうか、まだ会場ができていないような感じでした。作品はイラスト展なのですね。「漫画」という概念は広いものでしょうが、作品にはやはり、何か「アイデア」が欲しいと思います。アイデアとは、新しい視点とか、主張、を指しています。作品には、簡単な解説が付いていました。それを読む限り、アイデア的な発想をもっている者もいるようですが、少なくとも作品には結実していないように思いました。
新人展 写真研究会 15日(月)-19日(金)
22日(月)-26日(金)
- 以学館多目的ホール1.2
BKCユニオンホール
 *写真を始める時は、「おもしろいと感じたこと」を撮ることによるのでしょう。しかし、それは作品ではありません。作者が主体的に「作る」ことが必要です。「作る」には様々な方法があります。新しい視点を提示する、新しい対象物を提示する、対象物自体を作る、既に表現されていることを深く提示する、等など。この観点から作品を見ていたのですが、それぞれの作るあり方について、目に止まる作品がありました。今後に期待しています。さらに、学生であるが故に優位なものを提示して欲しいと思います。技術的には劣るかもしれませんが、上の各「作る」あり方毎にその様々な可能性が考えられます。この点も今後、展開していってほしいと思っています。
オールショパンプログラム ピアノサークル
 インタープレイ
17日(水) 16:30 リンクスクエア2階
 *水曜日はBKCにいるのですが、この時間は講義中なので行けませんでした。
2001年度卒業公演
「下宿で踊ろう!!
劇団月光斜 18日(木)
19日(金)
20日(土)
18:00
13:30/18:00
13:30/17:00
学生会館小ホール
 *19日13:30からの公演を見てきました。会場は満員で、人気のほどがうかがわれます。元気な作品だと思います。上演時間が2時間30分と少し長めにもかかわらず、時間の経過を気にすることもありませんでしたから。ただ、テーマである下宿生活において、主たる話題が就職関係と恋愛というのは、卒業公演であること、前向きに生きていくという劇団のメッセージ、現在の学生の主たる関心事、という理由が理解できたとしても、少し寂しいような気もします。もっと豊富な生活があるような気がします。今回で卒業となる四回生ご苦労様でした。後輩の皆さん、頑張ってください。
新人展 写真部 18日(木)-21日(日) 12:00-19:00 プチトール884
(三条河原町上がる)
 *18日の午後に出かけてきました。三条河原町の画廊で展覧会を開いており、上の書道部と同様に、社会の多くの人に見てもらおうとする姿勢は評価できます。私が出かけた際にも、写真部のOBだという年配の方がいらっしゃっていました。作品に対する感想は、上にある「写真研究会」「新人展」に書いたことと同様です。ただ、両者を比較するならば、主体的に作ろうとする姿勢は、写真研究会の作品の方に強く見られました。写真部の作品は、単に「おもしろい」と感じた風景を写真に撮ったレベルのものであったと感じました。
第49回定期演奏会 邦楽部 19日(金) 18:00 こども文化会館
 *邦楽部のチャレンジングな姿勢が現れたすばらしい演奏会でした。かなり興奮させてもらいました。様々なイベントの中でも白眉のものだと思います。最初の「琴姫のうた」は琉球民謡からのもので、まずその選曲に驚きました。演奏は、もう少し音楽を楽しんで、ためを作ると琉球音楽的になると思います。次の「樹冠」は劇的な音楽であり、合奏とソロが次々と入れ替わるた全ての演者の力量が問われる曲でしたが、迫力のある演奏を聞かせてもらいました。次が「ラスト・エンペラー」でこれは中国の香りがする演奏でしたし、多彩な奏法を楽しませてもらいました。次の「残月」は古典的な作品であり、技術的にも気分的にも難しい曲だと思います。技術的なことはわかりませんが(私には頑張っていると思いました)、雰囲気としては頑張ってると思いました。最後の「花織」は28人の合奏であり、迫力あるものでした。途中の石川部長の挨拶の中で、韓国での交流が大きな刺激になったことが述べられました。他のサークルの活動にも活かせる教訓でしょう。
シネマラソン2001 映画研究会 19日(金) 10:30-18:50 以学館1号ホール
 *行けませんでした。
定期演奏会 Jack and Beans 19日(金) - エポック立命21ホール
 *衣笠で会議がありましたので、行けませんでした。
プロデュース公演
「兎月日和」
立芸チーム「漢」 19日(金)
20日(土)
22日(月)
18:30
12:00/15:30/19:00
13:00/16:30
以学館2号ホール
 *22日16:30からの公演を見てきました。小説に描かれた矛盾の解明、を軸とした男女の関係についての話しで、その意味ではリツゲイらしいテーマでした。ただ私はこれまでリツゲイに対して、明るく楽しくというイメージをもっていたので、このようなシリアスな側面もあることを知れたのは成果でした。舞台と客席が近かったせいかもしれませんが、演技にも力が入っていました。
第21回
全国女子学生セミナー
女子学生の会 20日(土)
21日(日)
12:00-
9:00-16:30
衣笠キャンパス
関西合唱コンクール メンネルコール 21日(日) 10:30 池田市アゼリアホール
 *私は行けませんでしたが、大学Aの部で銅賞を受賞したそうです。おめでとう。今後も頑張ってください。
第12回立命館大学総長杯争奪英語弁論大会 ESS 21日(日) 12:00 以学館1号ホール
秋の展覧会 二部美術同好会 22日(月)-26日(金) 12:00-21:00 以学館多目的ホール3
 *別のイベントの時間を間違っていたことがあって、行けませんでした。
青空展 美術研究部 22日(月)-31日(水) - BKC各所
 *期間中に二回、BKCへ行っていたので探したのですが、どこで開催されているのかわかりませんでした。
Booboobook展 写真研究会 23日(月)-26日(金) 10:00-20:00 以学館多目的ホール1・2
 *様々な個人が「本」を自作して展示しているものでした。「本」は、詩の類と写真を素材にしたものが大多数でした。全ての内容をしっかりと読んだわけではありませんが、安易な感じでした。詩や写真は誰にでも作れるが故に、それなりのものにするには力量が必要です。内容的に稚拙であるとすると、その発想なり「本」観なりがわかるような展示方法を工夫することが必要であったのではないかと思います。単に羅列するのではなく。
学内発表会 クラシックギタークラブ 23日(火) 17:00 以学館1号ホール
 *教授会が5時過ぎまでかかり6時からは講義でしたので、最初と最後の曲を聞くことはできませんでしたが、出かけてきました。一部と二部の二部構成。このような学内で演奏会を開くことはとてもいいことだと思います。ただ、聴衆の少ないのが残念でした。人を組織することも必要でしょう。演奏にとってそのようなことは関係ないとだと考えているのかもしれませんが、観客からエネルギーを得ることができます。その意味では、演奏会にとどまらず、他者から評価を受ける機会を設けることが必要です。それが上達につながりますから。
10月月例ライブ T部軽音楽部ロック系 24日(木)-27日(土) 13:00-18:30 以学館2号ホール
 *行けませんでした。
第43回秋季本公演
「理想郷統治困難」
劇団西一風 26日(金)
27日(土)
14:00/19:00
13:00/17:00
学生会館小ホール
 *27日13:00からの公演にでかけてきました。学生演劇が、男の子と女の子の恋愛物語りを軽いタッチで描くことに傾斜していく中で、西一風が人間存在についての描こうとする意欲のある公演を続けていることは評価できると思います。ただ、今公演に限らず、一般的にともすればそれがオドロオドロしいものへと行ってしまうことがよく見られます。というか世間ではそれが普通のようにすらなっています。その意味では、西一風の公演もその流れにのっているものともいえるのかもしれません。しかし、そのような表現は私には物事を正面から捉えようとすることから単に逃避しているにすぎないとしか思えません。正面から問題に対峙した表現を試みてほしいと思います。
秋のコンサート ピアノ研究会 26日(金) 16:30-20:00 以学館1号ホール
 *3時間半以上にわたって32組が演奏する長いコンサートでした。同じ一台のピアノがこんなにも異なった音を出すものなのかと実感させてもらいました。コンサートは四部に分かれており、第一部はイントロらしくポピュラーなクラシック音楽編、第二部はポップス編、第三部は思いの入った曲を集めたもの、第四部は真打ち登場(?)編でした。第四部の演奏はかなりしっかりしたもので、最後まで聴いていてよかったと思わせてくれました。個々の演奏の評価はともかく、全体の雰囲気としては、甘ったるい感じがしました。これは選曲にもよるのでしょうが(それ自体が学生の気分の反映です)、それ以上に演奏がそのようになっていました。私としては、内容のある、思いの入った演奏も欲しいと思いました。
愛知県校友会総会 交響楽団 28日(日) 15:00 愛知芸術劇場
Clef新人ライブ Clef 28日(日) 18:30 平安会館
 *行けませんでした。
秋季茶会 茶道研究部 28(日)日 9:30-15:30 蓬窓庵

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