学術・学芸系サークルの催し物(6月分)
ここでは私自身の覚え書きとして、催し物一覧と若干の感想をメモしています。
京都学生三曲連盟定期演奏会 |
邦楽部 |
1(土) |
15:00 |
同志社大学学生会館 |
無料 |
第39回京都合唱祭 |
メンネルコール
メディックス |
2(日) |
10:00-
14:30-15:00 |
京都会館第一ホール |
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2回生会 独重奏会 リハーサル |
クラシックギタークラブ |
3日(火) |
16:30-20:00 |
以学館2号ホール |
無料 |
春なごり展 |
写真研究会 |
3(月)-8(土) |
11:00-19:00 |
以学館多目的ホール1.2 |
無料 |
*6日に出かけました。一部と二部の写真研究会が合併した最初の展覧会でした。大所帯となって、かつ全員が出品したようで、展示作品の数は多くまた多様な表現形態を見せてくれていました。ただこれだけ多様となると、観客に対して効果的に思いを伝えるための展示方法に、工夫をすることを本気で考えなければならないと思います。表現内容は、写真の質の点ではいろいろと評価があるでしょうが、写真研究会の作品は従来から私には見ていて楽しくて元気になるものだと評価しています。今回の展示もそうでした。それだけに、以前にも書きましたが、作品集を発行するなどしてくれれば、元気な作品を手元で見ることができてありがたいのですがね。
新歓ライブ |
U部軽音 |
5(水) |
18:00 |
学生会館小ホール |
無料 |
尾木直樹講演会 |
BKC自治会 |
6(木) |
16:00 |
プリズムホール |
無料 |
立命シネマクラブ プレゼンツ |
立命シネマクラブ |
8(土) |
12:00〜20:00 |
学生会館小ホール |
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*BKCクラギタのコンサートには始めてでかけました。内容は三部構成でした。それぞれの部の趣旨はよくわかりませんが、第一部には明る目の曲を集め、第二部では古典的な名曲を演奏し、第三部ではクラブの中心的な弾き手が演奏する、といった構成なのでしょうか。個々の演奏については、演者の技量、演奏の出来不出来にはかなりのばらつきがあったように思います。部として全体の演奏力量をあげるためにどのような取り組みを行うのか、考えてほしいと思います。また、従来型の演奏にとどまるのではなく、たとえば他のクラブと共同してパフォーマンスを行うようなことも考えてはどうでしょう。たとえば、フラメンコなど。
初夏のパネル展 |
漫画研究会 |
10(月)
11(火)-13(木)
14(金) |
13:30-18:00
9:00-18:00
9:00-16:00 |
以学館多目的ホール3 |
無料 |
*11日昼に見てきました。全体として基本的なデッサン力の点で課題の残る作品でした。BKCのサークルの場合には、この点は比較的しっかりしていたので、私のコメントとしては、模写ではなくオリジナルを、と書きましたが、衣笠のサークルの場合にはそれ以前に、基本的力量を養成する手段を考えるべきだと思いました。この点を個人任せにするのではなく、部としてどのように全体の力量アップをはかるのか、ぜひ考えてほしいと思います。
春なごり展 |
写真研究会 |
10(月)-14(金) |
10:30-18:00 |
ユニオンホール |
無料 |
京都3大学JAZZ LIVE |
軽音楽部JAZZ系 |
13(木) |
18:00開演 |
磔磔 |
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6月定期演奏会 |
New Music研究会 |
13(木)-14(金) |
9:00-18:00 |
学生会館小ホール |
無料 |
自主制作映画上映会
「恋する自縛霊」 |
映画部 |
13(木)-15(土) |
12:00-18:30 |
以学館1号ホール |
無料 |
*大分で開催されるワールドカップ試合にあわせて、APUはボランティア・ウィークを設定しましたが、その中で学生たちがイベントウィークを開催していました。昨年の11月にはAPUデーとして学生イベントが行われており私も見てきましたが、それが基本的には大学が設定したイベントに学生が「出演する」ものであったのに対して、今回は学生たちがみずからの手で作り上げたものでした。これはAPUデーの時から課題としていわれてきたことでしたが、今回、一歩進んだように思います。ただ、恒常的な学生組織は未確立であり、今後の発展を考えると、この点が課題として残っていると思います。今回のイベントには、14(金)から16(日)まで秋に開催される世界学生サミットの打ち合わせのためにでかけてきました。ただ、到着が14日の夜でありすぐに会議に入りましたし、15日は予定を大幅に越えての会議、16日はワールドカップ試合当日ということもあって学生イベントはあまり多くない、という事情から、残念ながら学生イベントはほとんどみることができませんでした。見ることのできた若干のイベントについては別のページでコメントを書いておきました。
独重奏会 |
クラシックギタークラブ |
14(金) |
18:30開演 |
府民ホールアルティ |
無料 |
初夏展 |
書道部 |
15(土)-16(日) |
10:00-17:00 |
妙心寺大心院 |
無料 |
6月月例ライブ |
軽音楽部Rock系 |
17(月)-18(火) |
13:00-18:30 |
以学館2号ホール |
無料 |
前期全体展 |
陶芸部 |
17(月)-21(金) |
11:00-17:00 |
以学館多目的ホール1・2 |
無料 |
*20日午後に出かけました。穴窯での作品や野焼きの作品の展示が、会場のいい雰囲気を作っていたと思います。ただ、これらの実習ないし実践が、個々人の作陶にどのように行かされてくるのか、がよく見えませんでした。個々の作品を見ると、両者が切り離されているような印象をうけました。作品としては、山内君のもの、浜口君の黄瀬戸や鯰の大皿、森さんのオブジェなどに目がとまりました。陶芸部はいろいろと意欲的に活動している団体で、今後の活動も期待しています。
河原町書作展 |
書道部 |
17(月)-27(木) |
終日 |
四条河原町ー三条河原町 |
無料 |
*22日(土曜)の午後に河原町通を二往復して(人が多くて立ち止まってパネルの両面を見ることができませんので)みてきました。昨年も思いましたし、今年は昨年以上に感じたのですが、やはりこういう場に応じた書、でなければならないように思います。昨年の場合には、力強い書が多く展示されていたのですが、今年は「かな」とか漢字でもかすれた表現のものや細かい字のものばかりで、率直に言ってインパクトに弱いものでした。今年は、道行く人達も観察してきたのですが、もちろん目にうつってはいるのだと思いますが、明らかに作品を見上げて見ているという人はほとんどいませんでした。30分程度でしたが、若者のグループが見ていただけでした(あるいは書道部関係者かもしれませんが)。このような企画自体は大賛成です。京都最大の人通りの場所で、かつ各大学の書道部が共同した企画、というものはすばらしいと思います。それだけに、市民に訴える、ということをもっと意識してほしいと思いました。その中で目を引いたのが、英文まじりの二作品でした。これは決して英文が混じっていたから目をひいたのではなく、字の雰囲気として力強さと味わいがありました。
なお、この時間帯に四条河原町阪急前で、Rits
Habitatのみなさんが街頭でカンパ活動を行っているのに出くわしました。この場でのカンパ活動はなかなか集まらないと思いますが、宣伝し問題提起していく効果はあると思います。がんばってください。
「有事法制って一体なに?」講師:中島茂樹教授 |
法学部自治会 |
19(水) |
16:30-17:50 |
存心館803 |
無料 |
新歓演奏会 |
マンドリンクラブ |
20(木) |
17:00開演 |
以学館1号ホール |
無料 |
銀河旋律 |
立命芸術劇場 |
20(木)
21(金)
22(土) |
18:30
13:30/16:30/19:00
13:30/18:00 |
学生会館小ホール |
前売300円
当日500円 |
*22日の最終回に出かけました。タイムトラベルによって過去を変えられ別れさせられた恋人同士が、それを乗り越えて結ばれるというストーリーを、記録としては消滅するが心には残る「音」を舞台として描いたものでした。「音」を舞台として描いたところがなるほどと思わされました。また、中でのギャグが観客には受けていましたが、これは役者さんの発声や演技によるところが大きく、その意味でよく練習が積まれていたように思います。ただ、このストーリー自体は男の子と女の子の恋愛ものを扱うという旧来のリツゲイのものです。実は、今年の新歓公演がそれにとどまらず、すこし骨太的な内容が入っていたので今年のリツゲイは違うかな、と期待もしていたのですが、今回はちょっと「乙女チック」にすぎたように思います。流れと主体、記憶の意味、など、突っ込むことのできるテーマはいくつもありそうでしたから、それを流すのではなく、もうひとつ突っ込んでほしかったと思います。
自主制作映画上映会
「恋する自縛霊」 |
映画部 |
20(木)-21(金) |
12:00-18:30 |
ユニオンホール |
無料 |
「テロ以降の私達の世界を考える」講師・岡真理氏 |
岡野ゼミ |
21(金) |
2:40開演 |
末川記念会館ホール |
無料 |
ビデオ上映会 |
映画研究会 |
21(金) |
10:30-19:00 |
以学館1号ホール |
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6月定期演奏会 |
ロックコミューン |
24(月)-25(火) |
13:00-17:00 |
以学館2号ホール |
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アカペラライブ |
Song-genics |
27(木) |
18:00-20:00 |
リブロスペース |
無料 |
2002年夏公演
「十二人の浮かれる男」 |
新演劇研究会・劇団月光斜 |
27(木)
28(金)
29(土) |
18:00
13:30/18:00
13:30/17:00 |
学生会館小ホール |
前売500円
当日700円 |
*27日に出かけました。作品は筒井康隆作の有名なものですので、月光斜がどのように演じるのか楽しみでした。演じ方には大きく二通りあると思います。一つがギャグの面を際立たせる方法、他方は、筒井の主たる目的である日本人批判の側面を際立たせてシリアスに演じる方法です。場面転換がなくかつせりふだけの劇ですから演じるのが難しかっただろうとは思いますが、公演は残念ながらどちらもうまくいっていないように思いました。ギャグは観客には受けていず、役者さんのオーバーアクションが空回りしていました。その中で、足達モケ子さんはさすがで、彼女に関してだけ笑いが起こっていました。また、観客の若い人は、映画を知らない人がほとんどでしょうから、パロデイの側面がおそらくわからないでしょう。映画の解説なりフィルムを挿入するなど、この芝居を現在の時点で上演するための工夫(現代化の工夫)が必要であったと思います。劇団には新入生も多く入ったようですし、観客はあいかわらず大入り満員でしたから、今後に期待しています。
*29日の最終の回をみてきました。恋人に蹴られて瀕死の重傷を負った少女、それに対する医師たちと、少年達という設定で、子供たちの孤独と断絶、それでいてつながりたいという思い、といったものを描きたかった作品のように思いました。TeamBKCは常に、人間性を暴く、といったテーマでのお芝居を続けていて、立命館大学内の様々な劇団の中では、その姿勢の点において私はもっとも評価している劇団です。ただ、問題は作品としての出来、です。今回も、主張したい点がもうひとつあいまいな感じがしますし、子供たちの世界を怒鳴りあいの世界と描くのは単純に過ぎるように思いますし、医師たちについても位置づけが中途半端のように思います。
夏季上映会 |
立命シネマクラブ |
27(木)-28(金) |
12:00-20:00 |
以学館1号ホール |
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6月例会 落語のススメ |
落語研究会 |
27(木)-28(金) |
16:30-22:00 |
以学館2号ホール |
無料 |
*28日に前半だけ聞いてきました。最初の藤乃さん(阿弥陀池)は緊張していたのかな、落ち着いて余裕をもってやれればよかったですね。次の伝吉君(宗論)は場数を踏んでいるのでしょう、「はじけた」落語でしたね。大喜利は、川柳と四文字作文を、円雀君の司会、伝吉君と談平君、そして一回生のなずなさんと錦太楼君の出演でした。伝吉君はくだけすぎ、なずなさんは初々しかったですね、錦太楼は作ろうとしすぎでは、と思いました。
定期演奏会 |
Jack & Beans |
28(金) |
12:00 |
エポックホール |
無料 |
自主制作映画上映会
「恋する自縛霊」 |
映画部 |
28(金)-29(土) |
12:00-18:30 |
ART COMPLEX |
無料 |
新人展 |
写真部 |
28(金)〜7月1日(月) |
12:00-19:00 |
あーとぷらざくらもと2F |
無料 |
*29日に出かけました。新人ということだからなのでしょうが、偶然目にした「おもしろい」情景を写しているにすぎないものが多く見られました。今後、主体的に作品をつくって行ってほしいと思います。思うのですがも、作品というものは(写真に限らず、またさらに論文なども含んで)作者の全人格の発露ですから、ここでの主体性のなさ、というのは作者の発達レベルをあらわしている、ということもできるのかもしれません。
Summer Live 2002 |
Clef |
30(日) |
18:00開演 |
Art Complex 1928 |
1000円 |
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