はじめに
前回まで:1.実態把握、2.法律・裁判例の検索、3.外国法研究
4.諸学説、 5.自説作成
今回 :6.論文執筆
来週から:7.研究公開
1.本日の課題
法律学における引用方法と社会学における引用方法の違いを3点以上探して
検討結果を提出すること。
*提出先は、「課題提出用」「法・佐藤」「大学院」「0709」
2.論文データベースの検索
1)論文データベースの活用方法
2)テキストファイル化
1.利便性
2.検索結果、紙媒体をスキャナーで読み込む
3.メール
それぞれのメールソフトによって独自の形式でメールが保存される
ので検索しづらいので、テキストファイル形式に変換する
対策 e.g.MailExp を使ってテキストファイル形式に変換する
http://www.digico-m.com/shin1/
Outlook Express 5 の場合には MailExp を使うためには
更に OE5Conv でmbox形式に変換しておくことが必要
http://www02.so-net.ne.jp/~home/oe5conv/
3)検索手段
1.Windows標準の検索
2.全文検索ソフト
1.市販品
2.フリーウェア
NAMAZU Project http://www.namazu.org/windows/ 参照
*手順を以下に書くが、慣れている人向け
1.Windows用のPerl 「Active Perl」
http://www.ActiveState.com/ActivePerl/
2.漢字コード変換プログラム 「NKF for Win32」
http://www.mirai.ne.jp/~cow/cowsoftj.html
3.kakasi http://kakasi.namazu.org/
4.NAMAZU http://www.namazu.org/windows/
5.Search for Namazu
http://www.na.rim.or.jp/~s_yam/library/search-s.html
日本語全文検索についての参考サイト
http://www.kusastro.kyoto-u.ac.jp/%7Ebaba/wais/other-system.html
3.PDF
Adobe Acrobat 4.0 日本語版用 全文検索プラグイン「サーチPDF
Index」
http://www.xelo.ne.jp/xelo/home.html
3.論文執筆
1.研究活動について
1.ホームページ
Academic
Resource Guide
*単なるリンク集のレベルを越えて、情報化時代における研究の
あり方について参考となる
ARIADNE / 学術へのWeb利用 / ソキウス
2.メールマガジン e.g.「ARG Academic Resource Guide」
2.論文の書き方
1.リンク集
論文作成に役立つリンク集・松井剛
2.サイト
*理系論文の書き方についてのサイトは多いが、文系は少ない。
文系のサイトと理系ではあるが文系の者にも参考となるであろう
サイトを紹介する。
文系:法学政治学論文の常識/名古屋学院大学経済学部・児島完二/秋田大学付属図書館
理系:照明学会論文委員会/徳島大学総合科学部・桑折範彦/論文の書き方
3.著作権
サイバースペースの法律・岡村久道
社団法人著作権情報センター
インターネットを利用するためのルール&マナー
4.引用方法
法律編集者懇話会「法律文献等の出典の表示方法[1998年版]」
日本学会事務センター『法律関係8学会共通会員名簿1998』付録(1998年)
加賀山茂・松浦好治編『法情報学』(有斐閣、1999年)付録CD-ROMより
*hyouji.txt はプリントアウトして身近に置くなど活用してほしい
*引用方法はそれぞれの専門領域毎に異なる。
法律学では BlueBook → 上記のもの
"THE BLUEBOOK - A Uniform System of Citation, 16th
ed."
The Harvard Law Review Association (1997)
社会学では Chicago スタイル → 『社会学評論』
"TTH CHICAGO MAMUAL OF STYLE,14th ed"
University of Chicago Press (1993)
英文学では MLA handbook → 日本語訳
Joseph Gibaldi"MLA HANDBOOK for Writers of Research Papers,4th ed."
The Modern Language Association of America (1995)
ジョゼフ・ジバルディ『MLA英語論文の手引 第4版』
(北星堂書店、1998年)
理系はまたまったく異なる。などなど。
指宿信「ネット文献の引用方法について」
*また、この号に参照サイトが掲載されている