はじめに
前回:法律・裁判例の検索 A.ウェブ情報
今回:法律・裁判例の検索 B.CO−ROMベースの情報
1.本日の課題
CDーROMを検索して、自らの研究テーマに関わる裁判例を探しだし、そのうちの
一つの判決データを提出すること。
*提出先は、「課題提出用」「法・佐藤」「大学院」「0604」
2.CDーROMベースの情報
1)立命館大学図書館所蔵のデータ・ベース
法律関係では
1.法律判例文献情報CD−ROM版
利用場所 : 図書館1階CD−ROMコーナー
形態 : LAN対応
利用方法 : 随時自由利用
2.リーガルベース全判例要旨
利用場所 : 図書館1階CD−ROMコーナー
形態 : LAN対応
利用方法 : 随時自由利用
3.現行法令CD−ROM第2版
利用場所 : 図書館1階
形態 : スタンドアロン
利用方法 : レファレンスカウンターに利用申請
4.LEX−DB
概要 : TKC社が提供する法律判例データベース
利用場所 : 図書館レファレンスカウンター
利用方法 : レファレンスカウンターで利用申請(職員が代行検索、有料)
5.G−Search
概要 : 新刊情報、雑誌記事情報等を提供する検索サービス
利用場所 : BKCメディアセンターメインカウンター
Web対応 : 対応
利用方法 : カウンターにて利用申請(職員による代行検索、有料)
2)それ以外
1.『現行法令データベース』(CD-Rom版)((株)日本法律情報センター開発)
2.『リーガルベース法令版』 (CD−Rom版)
(リーガルロム総販売センター)
3.『電子版 現行法規』(CD-Rom版) (第一法規出版(株))
4.『CD版模範六法』(各年度、三省堂)
5.『電子ブック判例六法』(各年度、有斐閣)
3.検索実習
1)本教室で使えるCDーROM
1.電子版現行法規
2.判例体系CDーROM
3.法律判例文献情報
2)注意事項
1.現状では電子情報は信用できない。紙ベースで調べること。
*とりわけ論文データについて。
裁判例データについてはかなり収録されているが、検索力量にかかる
2.検索手段について習熟することが必要。
3.裁判例データは主要な判例集に依拠しているので、それ以外に掲載された裁判
例については収録されていない
4.CD−ROMは必ずしも最新版ではない。この教室での作業はあくまで実習で
あって、実際の研究の際には最新版を検索すること
5.院生の利用可能な場所:法学部共同研究室(入口で記帳して入室し利用)
*図書館の端末からはあまり有益なCD−ROMを使えない
4.判例体系CD−ROM
1)内容:裁判例
*要旨キーワード検索の結果では、判決データとあわせて判例評釈のデータも表
示されるので便利。ただし網羅的ではない。
2)立ち上げ方
1.「スタート」→「プログラム」→「判例体系CD−ROM」→「同」
2.「ログイン」は、デフォルトの「GUEST」のままで「ログイン」をクリック
3.「検索メニュー」を選択
3)私自身の検索ルート
1.「要旨キーワード検索」
2.キーワードを入力して、「検索」→「要旨キーワード・事項検索結果一覧」
ないし、ツールバーの「検索」をクリック
3.「検索結果一覧」から本文を読みたいものを選択(色が反転する)
4.「表示」→「本文」ないし、ツールバーの「本文」をクリック
5.要旨、本文、いずれも必要ならば、「ファイル」からダウンロードないし印刷
4)それ以外
1.裁判のデータがわかっている場合にはそれを入力
2.要旨キーワード検索でうまく出てこない場合には、本文キーワード検索
5)いろいろな機能を試してみる
5.その他
1)電子版現行法規
1.内容:法律
*ただしデータも古くオンラインが充実したので、あまり利用価値はない
2.立ち上げ方
1.「スタート」→「プログラム」→「電子版現行法規」→「同」
2.「ログイン」はデフォルトの「GUEST」のままで「ログイン」をクリック
3.以下、画面にしたがって選択、入力
2)法律判例文献情報
1.内容:論文と判例
*いずれも中途半端。したがって、あたりをつけるぐらいの目的で使用
*判例評釈を探すのならば、紙ベースの『法律判例文献情報』
特定領域では便利なものがいろいろある
e.g.労働判例ならば、労働関係民事裁判例集の索引
論文を探すのならば、紙ベースのデータベース、『法律時報』
2.立ち上げ方
1.「スタート」→「プログラム」→「法律判例文献情報」→「文献CD」
2.「文献」「判例」のいずれかを選択
3.あとは「検索文字列」に入力