行事のご案内


2018年度「お花見会」報告

〜植治作の情趣豊かな庭園を眺めながら京料理のお弁当を堪能する〜

今年の桜は、京都でも例外なく早く盛りをすぎ、お花見会の当日には“観葉桜会”の趣もあるほどでした。加えて、前日からの雨で足元も心配されたのですが、お昼前には雨も上がりお天気も法学部同窓会の企画に味方をしてくれているようでした。

会は、久岡康成 会長のご発声ではじまり、おいしい京料理のお弁当をいただきながら、この春リニューアルとなった存心館の話に始まり、参加された皆さんの学生時代の思い出話や、この間交流を深めている他府県の校友会の話題、法学部同窓会の将来像などに花を咲かせておりました。

桜が早くに散ってしまったせいか、参加者は例年よりはやや少なめでしたが、東京から始発でお越しいただいた方や、4年前まで事務幹事を務められた飯田正志 前事務長など、幅広い皆さんがご参加くださいました。

今回の懇親会場となった「大安苑」さんは、南禅寺三門にほど近い京割烹のお店で、数多くの名庭園を創りあげた植治11代目小川治兵衛作庭の双龍庭園を有する邸館です。琵琶湖疏水と瑞龍山から湧き出る水がそれぞれ流れこむふたつの滝にちなんで“双竜庭園”と名づけられたとのこと。
雨上がりの庭園は、若葉の緑もみずみずしく、また濡れた庭石も射してきた午後の陽光を反射してきらきらと輝いていました。桜こそありませんでしたが、美しい庭園に心洗われたのは私だけではないでしょう。四季折々にどんな表情を見せてくれるのか、想像が膨らみます。

同窓会では、こうした企画を通じて、同窓生の交流をはかってまいりたいと思います。皆さまのおいでを、心からお待ちしております。

広報委員長 嶋津雅彦(1985年卒)






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