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2012年度【オール立命館校友大会 in 新潟】参加報告

心配された週末の天候も時折日差しが差し込む程度の曇りにまで持ち直し、10月6日(土)に朱鷺メッセ・新潟コンベンションセンターおいて、オール立命校友大会が開催された。

新潟空港到着ロビーには、「オール立命館校友大会2012 in 新潟」の立て看板が設置され、現地の朱鷺メッセに向かう途中で経由したJR新潟駅構内にある、商業施設「CoCoLo本館」入口にも、同様の案内がされるなど、地域での盛り上がりが感じられる歓迎ぶりであった。

会場には法学部同窓会のメンバーが予定通り12:30頃には会場入りし、当日の段取りなどの打合せを実施した。校友会の会場では1,100人の校友と視聴を希望された新潟市民の方400人を合わせた、総勢1,500人の参加となる盛況の中、大会が開催された。12:45からは開催記念講演「夢」トークセッション、引き続き1,100人の校友がレセプション会場に移動し、14:55からの総会に引き続き懇親会が開催された。以下に開催記念講演、総会・懇親会内容について記載する。

【開催記念講演】
「夢をかなえるチカラ」と題し、1999年法学部卒、叶V潟テレビ21アナウンサー冨燉R喜氏の総合司会のもと、1997年理工学部卒、史佳氏率いる総勢50人からなる迫力のある三味線の合奏による、ライブ演奏からの幕開けとなった。演奏終了後に、コーディネーターとして、1996年経済学部卒、スポーツアンカーの近藤祐司氏、1995年立命館宇治高等学校卒、マラソンランナーの千葉真子氏、1999年産業社会学部卒、オリンピックメダリストの武田美保氏、2000年経済学部卒、元NFLチアリーダーの小島智子氏らがステージに登場し、立命館出身の女性トップアスリートによる、夢の軌跡のセッションが行われた。

・夢は身近なところにある。
・自分がやりたいと思った時が、その人のスタートラインである。
・日本代表になる、メダリストになる、世界選手権に出場することは別世界の人間だけのことではなく、もっと目の前にあるもの。
・才能も大事だが、それ以上に大切なのは、その人の努力と掴み取る思いである。
・家族であったり、友人・知人や監督・コーチといった恩師によって、能力を聞き出すコミユニケーションを取れたことが、非常に大きい。
・思いを持てば、その道につながる「人、モノ、金銭的なフォローの機会や情報」が付いてくる。
・やめたいと思った大きな挫折は、2度は訪れる。そこをどう乗り切るのか。やはり、それが好きで、どうしてもやりたい。このまま終わってはいけないという強い思いを持ち続けることができるかどうかに掛ってくる。
・挫折を乗り越えたときに見えた景色には、心の底から震えるような喜びと達成感で満たされる。継続は力なり、決してあきらめてはいけない。

トークセッションの上記キーワードは、校友のみなさんや新潟市民の方へも非常に夢の持てる、そして未来へのチカラに通じる内容であったと思う。

【総会】
山中校友会会長の開会挨拶に続き、立命館大学川口総長からも挨拶が行われた。大学の状況として、本年より中国の大連工科大学と情報理工学部の提携、中国・韓国・日本の学生が寝食を共にして、相互理解を深めるコミュニケーション活動を行う「キャンパスアジア」の取組み、2020年の18歳人口の減少を見据えた「大阪茨木キャンパス」を含む、京都・滋賀・大阪3都市での展開と、立命館アジア太平洋大学からの海外への発信など、さらなる国際化への対応を行う準備をしていることなど、立命館大学の益々の発展を図る予定などについても説明が行われた。学園の主な活動と予算・決算内容について、校友による承認が滞りなく行われ、総会は閉会した。

【懇親会】
総会に引き続き、1999年政策科学部卒、シャンソン歌手の渋谷文太郎氏「愛の讃歌」によるオープニングアクト、学校法人立命館長田理事長の乾杯発声により、懇親会が華やかに開催された。校友同志の懇親、新潟校友会によるパフォーマンス、校友大会旗の引継式、立命館大学応援歌斉唱といった予定された内容は、滞りなく進行され、飛鳥井校友会副会長の宣言により、閉会の運びを迎えることとなった。

校友会は立命館ファミリーとして、深い繋がりと強い絆を持っている。立命館の歴史には校友会あり。学園の発展には、校友会と学園本部が車の両輪のごとく、是々非々の立場を維持しながら、関わっていくことの大切さを、身に染みて感じた大会であった。

1990年卒 櫂谷克己(記)






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