本山ゼミは、例年2月に同窓会を催しています。今年度は、日曜日の開催であったため、卒業生の出席が芳しくありませんでしたが、現役のゼミ生と交流するなど、より濃い時間を過ごすことができました。
本山先生は、各テーブルを回り、卒業生の近況に耳を傾けていました。平素は、素っ気ない印象を抱かれがちな先生ですが、ゼミ生との会話に花を咲かせる姿は、久しぶりに愛子と会った親のようでした。
会の後半では、現役のゼミ生から一年間の感謝をこめて、先生へ花束が贈られました。サプライズの試みでしたが、花の名前をひとつひとつ答えていく先生の知識の広さに、贈った側のほうが、舌を巻いていました。
家族のあり方をテーマに研究してきた我々にとって、本山ゼミもまた、家族のような存在であると、再認識できる同窓会であったと思います。
文責:幹事 冠陽太(2015年卒)