ゼミ同窓会のお知らせ


2019年10月26日開催「山手・梵会 総会」報告

2019年10月26日、衣笠キャンパスカフエロッソにおいて35人の参加で「山手・コ川会」が開催されました。当会は「現役学生の就職活動支援」を目的に設立され、現会長の奥西穂積会長ご指導の下、2014年度からは同窓会当日の他にも現役学生が社会人の方からご指導をいただける「社会人との交流会」が毎年開催されています。

本年度、3回生は、「社会人の方から社会の実態を学ぶ」事を交流会の目的として掲げ、8月に開催された「社会人との交流会」においてグループ毎に社会人の方からお話しを伺うという形式での交流会がもたれました。
8月はグループでお話しを伺うという経験をさせていただきましたが、10月の同窓会では学生が一人ひとり個別に社会人からお話しを伺ってみたいという希望が同窓会の企画会議で出され、本年度は社会人の方が座っておられるテーブルを学生が個別にまわって個々の問題関心に沿ってご教示をいただくという形式での交流会がもたれました。学生が各々の関心に沿って多くの先輩方から個別にお話しを伺うことのできる機会をいただき、就職に関して様々な事を学ぶことができたとの感想が出されました。

2014年度に「社会人との交流会」を企画した徳川ゼミ4回生の「交流会の目的」は、「社会人の経験から学び、社会人との討論の中で 社会に新たなアイデアを提案していきたい」というものでした。奥西会長をはじめ諸先輩方も長年にわたり「変化を続ける社会の中で、先人の経験、知識という過去に学び、新たな提案をなしうる人材を育成していく」ことをご指導方針に同窓会をご指導くださっており、「社会に何かを還元していける力を付けることを志向できる」ようになるためのプロセスとして 就職活動が始動する前の3回生の秋に「社会人諸先輩方のご経験から社会について学び社会を知る」機会を得られた事は貴重な経験になった事と思います。

諸先輩方の経験に若い同窓生も学ぶことのできる貴重なこの会は、長年に渡ってこの会をご指導くださっている諸先輩方のご厚情の賜物です。コ川ゼミの卒業生がAIは知識を重ねて進化し答えをはじき出していくと語っていました。AIが登録していないかもしれない様々なご見識とご経験、そしてなによりも「心」で導き出される諸先輩方のお話しを伺う中で 新しい時代を作っていく思考を培うことのできるこの会を、より有効に学生が活用できる形作りが課題です。

報告者:山手・コ川会同窓会事務局 梵由以子(1993年卒)



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