ゼミ同窓会のお知らせ


2020年2月22日開催「法学部竹M会第3回総会 / 第6回会員交流会」報告

2020年2月22日(土)、朝から生憎の雨に見舞われた京都衣笠。2018年3月に全面改修された存心館法廷教室において、「法学部竹M会第3回総会・第6回会員交流会」が開催されました。当日は全国各地から老若男女(といっても1992年卒から現役3回生まで)総勢24名(卒業生17名、現役ゼミ学生7名)が集いました。

まず、第一部の第3回総会では、2017・2018年度の活動報告・会計報告が幹事より行われました。とりわけ会計担当の太田幹事より、「会の主な収入は法学部同窓会からの補助のみであり、竹M会開催日当日の出席人数が21名以上でないと最大限の補助を受けることができないため、多数の会員参加が不可欠である」旨の報告がなされました。続いて、2019・2020年度の活動計画・予算計画が幹事より行われました。2020年度の活動計画において、7月5日にホテルグランヴィア京都で開催予定の「法学部同窓会創立20周年記念総会」に法学部竹M会としても参加の方向で検討していること、詳細は今後の幹事会の中で検討し、会員に改めて周知することなどが報告されました。これら議事について、満場一致で承認され、総会は終了しました。

続いて第二部の第6回会員交流会では、毎回恒例の会員によるミニ講演会に代えて、竹M修先生による特別講義が行われました。テーマは「意思能力の減衰と生命・障害保険の保障 ―精神疾患の多発と高齢化社会の中で―」。急速な高齢化社会の進展の中、「65歳以上の7人に1人が認知症有病者(2015年)」であり、また「うつ病患者も2017年には127万人超」である現在、従来から保険者免責条項として規定されている「被保険者の故意・重過失あるいは精神障害による事故の免責」がこれら精神疾患により、どういった影響を受けるのか、自動車運転免許証の免許可否の事例も交えながら、裁判例も複数提示のうえ、非常に丁寧に説明いただきました。「重過失の前提としての被保険者の意思能力」や「酒酔い事故との比較」、「うつ病自殺の場合」など難しい論点も分り易くご講義いただいたお陰で、大学を卒業して○十年の卒業生にとっても久々に竹M先生の講義は新鮮で、全員興味深く拝聴しておりました。

その後309号教室に移動し、懇親会。会員に交じって現役学生も加わり、年次を越えた楽しい交流が行われました。また、今回は以前より計画されていた「竹M修先生を囲む旅行」も浜名湖・舘山寺温泉「浜名湖グランドホテルさざなみ館」に場所を移して、行われました。温泉・鰻料理・浜松城と短い旅行でしたが、まるで学生時代の楽しかったゼミ旅行のようで、参加者一同大変有意義な時間を過ごすことができました。

次回は、2021年2月頃、東京での第7回会員交流会が計画されております。

文責:大西秀樹(副会長:1992年卒)




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