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立 命 館 法 學

 

2017年 第4号


 

 論     説   

都市計画を争う訴訟の現状と課題 湊   二 郎 
刑法における発展思想(2・完) 朴   普 錫
適用違憲・再考
――違憲審査と違憲判断の方法について(二)――
市 川 正 人
詐欺罪における構成要件的結果の意義及び判断方法について(1)
 ――詐欺罪の法制史的検討を踏まえて――
佐 竹 宏 章
正当防衛状況の前段階における公的救助要請義務は認められるか?(1)
 ――最高裁平成29年4月26日決定を契機として――
山 本 和 輝 
生命保険契約における自殺免責(2・完)
 ――ドイツ保険契約法の現状と分析――
竹 濵   修  
判 例 研 究 
刑事判例研究22
自動車を運転して左折する際に自転車と衝突し,その運転者に傷害を負わせた事案について,検察官において,関係証拠をより慎重に検討していれば,起訴
されなかった可能性が否定できないことや,長期間にわたって応訴を強いられた
訴訟経過等を考慮し,刑を免除した事例(横浜地判平成28・4・12 判時2310号147頁免除(確定))
刑事判例研究会
金 澤 真 理
 紹    介
A・エーザー=W・ペロン編
 『ヨーロッパにおける刑事責任および刑事制裁の構造比較
  ――比較刑法理論への寄与』(4)
刑法読書会
浅 田 和 茂
松 宮 孝 明(共編)
資    料
『1804年ナポレオン民法典』(3) 中 村 義 孝(訳)
ハイコ・マース
 「ローゼンブルクの記録」
――連邦司法省は1950年代および60年代にナチ時代とどのように関わったか,
それは現代にいかなる政治的結果をもたらしたか――
本 田  稔(訳)
 第15回 天野和夫賞

第374号