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    ・・・二宮周平法学部長からのメッセージを頂きました・・・

 初めまして。2009年4月から法学部長になった二宮周平と申します。ゼミを始めとする卒業生とは今も仲良くつき合っていますが、同窓会全体となると、法科大学院立ち上げの時に東京で開催された同窓会以来、あまりおつき合いしたことがないかもしれません。

 4月18日、仁和寺門前の「佐近」で開催された同窓会に、新任学部長として参加し、いろいろな年代の方と楽しくお話しをすることができました。そこで私立大学の良さを肌身に感じました。

 私は、国立大学の出身です。もちろん指導していただいた先生や仲間に対する愛着はありますが、大学自体に対しては、ほとんど感謝ないし愛情を持つことがありません。授業にやる気のない教員、不親切な職員、入学時にキャンパスがバリケード封鎖され、2年後に再度封鎖されたにもかかわらず、何もしようとしない大学当局、実際の授業時間は完璧に不足しているにもかかわらず、レポートで単位認定した教授会などなど、当時の国立大学の授業料は1000円なので、それに見合ったことしかなかったのかもしれませんが、大学に対する信頼を抱くことはありませんでした。卒業後、同窓会に出席したこともなければ、寄付をしたこともありません。学歌も応援歌も知りません。

 ところが、立命館大学に赴任して感じたことは、学生と教員との信頼関係でした。それを学部全体が大切にしていることでした。教員は教育に責任を持つ、そのために研究に励む、その姿を学生諸君が知っているから、信頼が生まれる。それは大学の原点であるように感じました。同窓会に卒業生が集まる、集まろうと思うのは、こうした信頼関係があるからではないでしょうか。

 卒業生のみなさんは、日々、それぞれの任務、お仕事に邁進されていることでしょう。しんどかったり、辛いことも多いでしょう。そうした時に、自由で何でも可能であった、あるいは切ない思いをした学生生活を思い出すことで、よし、もう少しがんばってみるかと思うことはないでしょうか。同窓会はそうした場だと思います。懐かしいだけでなく、元気をもらう場であるように思います。それは、違う年代の人、異業種の人が集まって思いを語り合うことができるからだと思います。人と人とのつながりを信じることができるからだと思います。4月18日の同窓会、その後の二次会で、つくづくそう思いました。信頼とつながりを大切にして、またみなさんと語り合う機会があることを楽しみにしています。

                                     2009年4月 法学部長 二宮 周平

   

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