立命館大学文学部 ピタッと学ぶ

卒業生インタビュー

小川 翔平 さん

人文学で学ぼうと思った1番の理由、それは以前から「地理」に興味があったことが大きいですね。予備校で地理教師に感銘を受けたこともあって、大学で地理学を学び、地理教師になりたいと考えていました。またその一方で、アナウンサーとしてテレビ業界で働きたいという夢も持っていました。
----
1回生:英語を話す力が情報を伝える仕事の力になる あまり英語が得意でなかった私が、ネイティブの講師と話せるようになりまし た。3人の講師が指導を行ってくれるなど、非常に素晴らしい学習環境だったと思います。そしてこの英語力が、情報を伝えるアナウンサーの力になると思います。
----
3回生:人とのコミュニケーションにおもしろさを知った野外実習 大分県別府市および大分市での巡検が印象的。夏期休暇中でしたが、前期授業期間中に準備を行いました。担当教員の指導のもと、調査の基礎やプロセスを学びながら現地の方とのふれあいは本当に良い経験でした。人とのコミュニ ケーションが大切な職業を目指したきっかけになりました。

川島 望 さん

小学生の頃、インドに住んでいた経験があり、そのこともあって昔から「世界の文化の違い」というものをとても興味深く感じていました。また日本にはない、さまざまな深刻な問題などにも衝撃を受けていました。そのため、世界の共通語である英語をマスターして、少しでも多くの人々と触れ合い、多くのものを感じたいと思ったことが、立命館大学で英語を学ぼうと思ったきっかけです。そしてその思いは、文学部での学びを深めれば深めるほど、より現実的な ものなって現れるようになりました。
----
1回生:入門クラスで研究力の基礎が鍛えられた 自分の意見をレポートとして表現することや、グループワークで意見を発表する機会が多くあり、大学生としての授業に対する姿勢がわかりました。
----
2回生:実際に使える英語力が身についた 英語での高度なプレゼン力や文章の構成力を求められたことに、最初は戸惑いを感じました。現在、”使える”英語力を身につけることができたのは、この授業のおかげだと実感しています。
----
3回生:さまざまな角度から歴史や文化を学べた 東南アジアの多民族国家の文化に興味があったため、副専攻で授業を選択しました。実際に海外スタディでマレーシアを訪問する機会もあり、さまざまなアプローチで東南アジアの現状や歴史、文化を知ることができました。
----
今後私は、化学系のメーカーで働くことになっています。具体的にどのような職種を経験するのかは今のところわかりませんが、ジョブローテーション制度があるので、社会人としていろいろなことを経験していきたいです。そしてい ずれは、海外営業に尽力できるような人材になりたいと考えています。

末本 一久さん

■人間を幅広く学ぶことで、視野や価値観が広がりました
人文学を学ぶことのメリットは、「人間」の本質のようなものをしっかりと知ることができる点。自ら考え、行動し、検証していく過程の中で、感情を心理学で、考え方は日文・英米・中文で、そして行動の結果・検証は歴史学等で、幅広く「人間」を学ぶことができました。私はこの学びにより、自分以外の人間の価値観や考え方を知ることができました。また、人と接していく中で、視 野も大きく広がったように思います。

■仕事面での夢、それは「地域の活性化」
現在の仕事内容は旅行・イベント・コンベンションの営業です。お客様が楽しみにしていることを仕事にできる、ということが仕事の魅力であり、やりがいだと感じています。仕事面での今後の夢は、地域全体の活性化。特に大阪と東京の人々の地域間でのつながりをより密なものにしたいと思います。そして、 関係するすべての人々を笑顔にしたいと考えています。

■学びは現在の仕事にもしっかり活かされています!
オリター(学部毎に配された学生主体の団体。新入生がスムーズに学生生活に馴染むためのサポートを担当)からは、人を喜ばせるためにはどうすればいいか、という事を学びました。そして文学部での学びでは、自分とは異なる価値観を持った方との接し方を学びました。これらはもちろん現在の仕事にしっかりと活かされています。人文学の学びで必要なことは、しっかりと学ぶだけでなく、学んだ後にできるだけ視野を広げること。そうすれば必ず自分の成長に 気付くはずです。

杉山 千恵佳 さん

■成喜支信。人から信頼され、人を支えることの出来る人でありたい
人から信頼され、人を支えることの出来る人でありたい成喜支信。これは私が働きだしてから大学時代の仲間と集まった時に造った言葉です。意味としては「人から信頼され、人を支えることの出来る人でありたい」「そしてその事を素直に喜び、常に成長できる自分でありたい」という感じでしょうか。これからの長い人生、そして仕事においても、この言葉を軸に、多くの人の笑顔の種になりたいと思っています。

■縁の下の力持ちとして、がんばっています
窓口業務を経て、現在は法人取引担当者がお客さまとの金融取引を円滑に進められるよう、サポートを行っています。自分自身がフロントに立ちお客さまと直接接するということはありませんが、縁の下の力持ちとして法人営業のクオリティを支えています。周りの方々から「杉山がいるからスムーズに仕事を進めることができた」「集中できた」などの言葉をかけられると自身の行っている業務の意義を実感でき、仕事の意欲がさらに強まります。

■人と人とのつながりを大切に出来る人間でありたい
高校時代から、この思いが強かった私は、多角的な研究で人間への理解を深めることのできる分野を専攻していました。自立や個人主義が重んじられる現代では、人に頼ることや一切の甘えを許さない風潮があります。私は他者の言葉に耳を傾け、みんなで成長できる社会がいい。この考えを原点に否定的に捉えられがちな「甘え」を研究。日本の社会においては、最も多くの人を最も少ない労力で幸福にする方法論という意味で、互いに甘えを容認しあうことが重要な役割を果たすという私なりの結論に至りました。現在の職場でもこの考えは活かされています。

大谷 彩 さん

■教育について、そして人間について幅広く学びました
大学時代、文学部では教育と人間について幅広く学びました。専攻の講義に加え、心理学や社会学など自分の興味のある分野は積極的に講義を受けました。ゼミでは、人間と文化をテーマに、近年の若者の人間関係や、自己認識の傾向について研究しました。文学部にはとても多くの専攻があり、幅広い分野の講義を受けられたことが、振り返ってみると非常に良い経験になりました。4年間を通して、子ども学から神話学、地域参加、京都学まで多くの講義を受けたことによって、自分が本当に知りたい事、やりたい事を見つけることができたように思います。

■さまざまな学びを、文学部でぜひ体験してほしいですね
私の専攻は教育人間学という他にはあまりないもので、講義やグループワーク、座禅やアロマまで本当に様々なことを学びました。はじめから教師になるという夢を持っていたわけではありませんが、4年間の幅広い学びの中で、自分が本当にやりたいことを考えることができ、教師になるという夢を実現する力につなげることができました。まだはっきりと将来の目標が定まっていない人こそ、文学部で幅広いテーマに取り組み、将来の夢や目標を見つけてほしいと思います。

■将来の目標に直接つながらなくても、興味があるなら取り組むべき
どんな仕事でも、人間的な魅力のある人材が求められているはずです。そのためには4年間でいかに自分の幅を広げておくかが大切になってくると思います。立命館大学文学部には専攻が多いので、それだけ研究テーマも関わる人たちも多くなります。たくさんの学びや人との交流の中で過ごす4年間は、きっとみなさんの成長につながります。やってみたい、知りたいと思ったことは、とりえずやってみましょう。すべてはそこから始まります。

曽谷 有希 さん

■化粧品会社のインターンシップに参加したことが契機に
大学では色彩学を学び、もともとメイクに興味があったこともあり3回生のときに化粧品会社のインターンシップに参加しました。インターンシップでは展開している商品を「どのようにお客様にアピールし、売上を伸ばすか?そしてどんなビジネスプランが考えられるか?」という課題に挑みました。仕事の経験がない中でビジネスプランを立案するのは難しく、自分の中で“悔しい、もう一度チャレンジしたいという思いが芽生えたことが就職活動で現職を志望する契機となりました。

■将来の夢、それはブランド価値を高める戦略を考えられる人材
大きな夢としては、国内No.1の化粧品メーカーになるために個々のブランド価値を高めていける戦略を考えることができる人材、ブランドマネージャーになりたいです。現状としては知識も経験もないのでその夢を叶える為、仕事終わりにビジネススクールに通い経営学やマーケティングの勉強をしています。社会に出ても率先して学べるのは大学で学ぶことの楽しさを知ることができたからだと思います。

■今の仕事に、文学部での学びは大いに役立っています
文学部での学びを通じて、ひとつのテーマを徹底して研究する分析力・思考力がついたと思います。ひとつのテーマを調べる時でも、そのテーマを扱った文献は沢山あります。その文献を比較、分析をして真相に近いものはどれなのか、他にも違う調査方法があるのではないか?と思考を巡らせる視野が身についたと思います。特にその分析力、思考力を学生のうちから意識できたことが、現職のマーケティングに役に立っていると思います。

役重 文範 さん

■中国・漢の時代の研究に没頭していました
日本や中国の古代史が好きだったので、東洋史学専攻に入学し、文献を中心に中国の漢の時代を勉強しました。また、小さい頃から歴史的な物を扱う考古学が好きだったので、関連する講義に参加するだけでなく、講義を担当されていた先生からのお誘いで実際に発掘やその整理作業などにも積極的に参加していました。そして、大学院ではそのような考古学的な知識も活かして、漢の時代について研究をしました。

■文学部での学びでは高度な分析力などが身についたと思います
講義で学んだ知識は当然のことですが、それ以外にも過去の出来事(歴史)を学ぶことで、現状は何がどうなっているのか、今どうすればよいのかなどの、より高度な分析力や反省・改善力のようなものが身に付いたのではないかと考えます。またゼミなど自分で何か調べて発表し、それについて周りから何か意見を頂いた経験は、今の仕事のやり取りの中においても非常に役に立っています。

■必須の講義以外にも学んでおくべきことはたくさんあります
私は、入学する前から博物館や美術館など文化施設で働きたいと考えていたので、学芸員資格は必ず取得しようと考えていました。そのために、好きだった考古学関係の講義や学芸員に必要な講義を受講しました。ただ今更ながらに思うことは、やはり仕事で何かと必要であり、便利でもある「語学」や「コンピュータ」関係をもっと学んでおくべきだったことです。必須で受講する講義以外にも、これらの関係の講義があれば、しっかり学んでおいて間違いはない と思います。

寺尾 一也 さん

■文学部では、仕事の「基礎」を学びました
文学研究において、「言葉のもつ意味」を精密に読み取ることはとても重要でした。また文学作品の、言葉に込められた意味を読み取り考察することは、自分自身の言葉に意味を込めることにもつながります。そしてそれは文学研究だけでなく、言葉を使ったあらゆる思考・コミュニケーションの質を高めることにもつながっています。研究を通して仕事や日常生活のあらゆる場面に役立つ基礎を学んだと感じています。

■企画の仕事にも挑戦中
現在は京都市北区役所・総務課で庶務担当をしています。労務管理、経理事務や研修の企画などが主な仕事となります。経常業務の大半を占める事務仕事では、なかなかやりがいを感じにくいところですが、今後の仕事において役立つものであると考え、業務に取り組んでいます。職員向けの研修やキャンペーンを企画したりする仕事は裁量の余地が大きく、やりたいことをさせていただいており、自分としても有意義に感じています。

■アイデアを提案できる職員になることが目標
職業柄、希望する部署に配属されることはあまりありませんが、個人的には京都のまちづくり・観光・文化行政に携わりたいと考えています。市民の皆さんの希望をどのように実現できるのか、京都を良くするためのアイデアを提案で きるような職員になりたいと思います。

加藤 杏子 さん

■人文学を学び、今は社会問題の最前線で働いています
フジテレビの報道局社会部に所属。東京都内の事件・事故を扱う警視庁の事件記者が現在の仕事です。担当は凶悪犯罪を扱う捜査一課など。最近では「市川海老蔵さん暴行事件」や「東京・目黒区の老夫婦殺傷事件」、「京都大学などの入試問題ネット投稿事件」を取材しました。日々現場で事件の背景や、容疑者、被害者について取材をしたり、時には何時間も張り込みをし、取材対象者との接触を試みたりしています。注目度の高いニュースは現場からいち早く情報を伝えるため、中継を行なうこともあります。

■心理や教育について興味があり、学びを深めました
大学時代からマスコミ関連の仕事に就きたいという夢を持っていました。知り合いの関係者から「マスコミの仕事は何を学んでいても仕事につながるから、好きなことをして強みにしたらいい」と言われていたので、興味があって選んだ専攻で心理、教育についての学びに力を入れていました。当時は特に「不登校」について関心があり、どうすれば不登校から立ち直ることができるのだろうかと考え、実際に不登校気味の子供たちと接したり、教育現場での勉強会などに参加していました。そこでの学びをさらに研究し、卒業論文は「不登校からの立ち直りと自己肯定感」というテーマを選定しました。

■まずは思い切りやること。その経験は必ず役立ちます!
大学時代という何にでもチャレンジできる貴重な時に、たくさんの人とふれあい、興味のあることを貪欲に学びながら有意義な大学生活を送ってください。何事においても「思い切りやった」という経験が、社会人になった時にもきっ と役立つと思います。