立命館大学文学部 ピタッと学ぶ

西洋史学専攻 国際文化学域

教学理念

西洋史学では、時代的にも地域的にも、またテーマの上でも、きわめて多様な範囲を扱っています。しかし、「なぜ学ぶか」という点では、次の2つのことが共通の目標となります。第一に、現代世界が歴史的にいかにして形成されたのかを、幅広い視野から理解すること。第二に、「過去」の時代を異なった社会・文化として認識し、それと「現在」の我々の社会・文化と対比することによって、人間の多様な在り方や可能性を知ること。このように歴史を学ぶことによって、自らの思考と感性を磨き、現代社会に生きる力を培うことができるでしょう。以上の大きな目標に向かって、それぞれの問題意識から特定の時代、領域のテーマを見出し、そこから可能なかぎり全体を見渡せるような歴史的視野を広げていくことが大切です。専門としての歴史研究は、あくまで現代社会に生きるための視野の広さを身につけ、変化に対する鋭敏な感性と異なった社会・時代への豊かな想像力を培うためにこそ、役立たなければなりません。

専攻概要

グローバル化した現代社会の源流は近代までのヨーロッパの発展にあります。既成の価値観が揺らぎ、将来のビジョンが不透明な現在だからこそ、その歴史を深く学ぶことが有効です。ヨーロッパの過去への旅は古代から現代まで、東西ヨーロッパやロシアから南北アメリカまで、多様な地域におよびます。この旅をつうじて人類社会の未来を構想する豊かな想像力を磨きます。

先輩がこの専攻を選んだのは?

特徴

① 小集団科目において、実際にテーマ報告を行うことによって歴史研究に必要な資料調査や分析の方法を実習し、報告でのプレゼンテーションやレポート書きの実際を学べます。それをつうじて、将来社会人として求められる高度なリテラシーを習得します。
② 西洋史の最新の研究に触れ、広い時代・地域にわたる多様なテーマを学ぶことができます。各人の学びの主体性を重んじ、既成の観念にとらわれないテーマ選択と研究を促します。
③ 卒論の完成までの有機的で一貫した指導を行い、各段階ごとに教室においてばかりではなく、個別にも懇切適切な教示とアドヴァイスを受けることができます。

進路

教員、公務員、マスコミ、教育産業、商社、銀行、百貨店、ITなど各種民間企業への就職や大学院進学への道が考えられます。

カリキュラム(予定)

科目概要(予定)

西洋史概論(I~IV)

西洋中世史研究

史料から見る西洋近現代史

西洋史特殊講義

西洋史文献講読Ⅰ

西洋史文献講読II

国際文化学域

国際文化学域は、英米文学専攻、西洋史学専攻、文化芸術専攻で構成されます。世界の成り立ちを歴史的に理解し、それを踏まえて多種多様な文化と向き合う態度を培うことが今日、きわめて重要な課題となっていますが、本学域では、芸術・文学・歴史・思想といった、人間文化・社会の多岐に関わる諸学問を横断したうえで、このグローバルな課題に対応する能力を涵養します。