立命館大学文学部 ピタッと学ぶ

地理学専攻 地域研究学域

教学理念

地理学は、地表上の様々な現象が互いにどのような関連を持って存在しているかを空間的な観点から明らかにする学問です。研究対象には自然現象はもちろんのこと、人間が生み出す人文現象も含まれます。これらを総合的にとらえるところに地理学の第一の特徴があるといえます。他の学問との交流も地理学では盛んに行われてきていますので、学問本来の性格が学際的であることも事実です。ただし地表面における諸現象をとらえる際に、人間が主体であるという前提に立つことが、他の学問とは異なる第二の特徴です。このような見方は、環境問題などのように、自然と人文の双方に関連する現代的な課題について考察する際に、とりわけ有効です。そして、第三の特徴は、対象とする現象が現在のものに限定されないということです。歴史学や考古学が対象とする過去の時代における現象も、地理学では研究されています。また、まちづくりなどの政策立案にも寄与していることからも明らかなように、未来の構築にも貢献しています。 

専攻概要

人が地表から離れて暮らすことができない以上、人がつくりだす都市・文化・社会・歴史もまた地表に形成されます。そこに生起する、地形や気候などの自然現象から、経済や文化といった人間の営みまでを、空間的に捉えて調査・分析するのが地理学です。フィールドで学ぶことを基本としながら、コンピュータで地理情報を解析するGIS(地理情報システム)の手法も活用します。

先輩がこの専攻を選んだのは?

特徴

① インドアワークだけでなくフィールドワークを繰り返すことで、より密接に社会と接することができ、実質的に社会貢献できる人材を養成します。
② 実験・実習専攻であり、GIS(地理情報システム)やリモートセンシング学実習、測量学および実習、地理学実習、地図学、製図学など豊富なカリキュラムが用意されています。
③ マップライブラリー(地図の図書館)、マルチラボ(実験室)、地理学展示室などがあり、文学部人文学科にありながら、気候学や気象学、水文学や地形学のほか災害研究などを行うことも可能です。歴史都市防災センターやアートリサーチセンターとも密接な関係があります。

進路

鉄道・交通、コンサルタント、旅行会社、流通・運輸、銀行、マスコミ、公務員、測量会社、製造業など各種民間企業、教員(社会科・地歴科)、大学院進学、公務員への道が考えられます。

カリキュラム(予定)

科目概要(予定)

人文地理学概論

自然地理学概論

地理学調査法Ⅰ・Ⅱ

都市地理学

GIS理論および実習Ⅰ・Ⅱ

環境地理学

地域研究学域

地域研究学域は、地理学専攻、地域観光学専攻、京都学専攻で構成されます。この3専攻が共通して対象とする「地域」とは、さまざまな現象が相互に影響し、絡み合うなかで、他とは区別される特徴を帯びた空間的な広がりを指します。フィールドで学ぶことを基本としながらも、空間スケールを自在に変え、多角的な研究視点・手法も交えながら、現代的な諸問題に取り組むこととなります。