立命館大学文学部 ピタッと学ぶ

日本文学専攻 日本文学研究学域

教学理念

名称が示すとおり、古代から近現代にかけて、主として日本で創作された文学作品について多方面からの分析・検討をして、より深い読解を試みることを基本としています。日本文学作品を生みだした作家やその作家を取り巻く時代環境、文学思潮や地理的な環境などをも視野に入れながら多様な研究を模索します。海外にあって誕生した日本文学や、日本語に翻訳された作品や、さらには日本という特定の地域にとどまらず、海外諸国との関わりや文化的な相互影響なども幅広く考察していきます。古事記・万葉集成立の時代や源氏物語なども、日本文学は近隣の文化と深く交流しつつ展開してき、現代に読み継がれている多くのすぐれた作品を築いてきました。従ってこれらの作品を理解することは、周辺にあるアジア文化圏や遠く欧州文化圏などの当時の文学状況を考察することも課題となります。これらをも取り込みながら作品を理解すること。これが読解や鑑賞方法の基礎として極めて重要になります。一つの作品を学ぶことはその背景として存在する豊かな人間の交流とその人間達が作り上げた文化とを丸ごと読みとることから始まる総合的な営為なのです。先人の研究にまなび つつ自身の読みを構築する学問領域です。

専攻概要

古事記、万葉集、源氏物語などから近現代文学に至る、多様な日本文学を鑑賞しながら、それらに盛り込まれている豊かな意味を解明します。研究の基本としてあるのは、先人の研究を学ぶことですが、作品と時代とにさまざまな角度から切り込む最新の手法も取り入れなが ら、作品の理解・批評に新たな光を当てていきます。

先輩がこの専攻を選んだのは?

特徴

① 万葉集、源氏物語をはじめとする古代作品から夏目漱石、島崎藤村さらには村上春樹、吉本ばなななどの近現代作品の読解を通して、言語感覚と豊かな人間性を養います。
② 文学作品に描かれた時代、風土や人物像などを多角的に学ぶことによって、より深くより新しい言語作品として理解し、考察を発信する能力を養成します。
③ 古記録や古写本、版本や絵巻など作品形成の諸形態を幅広く学ぶことによって、アジア、欧州の文化圏との文明的な交流を学び国際的な視野を拡げます。

進路

日本文学に関する豊かな教養を活かし、広く民間企業、教員(国語科)、公務員、新聞・出版社、文化財行政、博物館学芸員、大学院進学、 研究員などへの道が考えられます。

カリキュラム(予定)

科目概要(予定)

日本文学概論Ⅰ~Ⅳ

日本文学と光と陰Ⅰ・Ⅱ

日本文学作品研究

日本文学の内と外Ⅰ・Ⅱ

日本文学の伝統と現代Ⅰ・Ⅱ

日本文学応用研究Ⅰ・Ⅱ

日本文学研究学域

日本文学研究学域は、日本文学専攻と日本文化情報学専攻で構成されます。歴史的、空間的、さらには社会的な視野を教育・研究の方法に組み込みながら、国際化する現代社会における日本文学の意義を探究。日本語や日本文化を情報として捉え、図書館情報学を扱う日本文化情報学専攻も、伝統ある文学研究の場に、新たな相乗効果をもたらすことが期待されます。