立命館大学文学部 ピタッと学ぶ

考古学・文化遺産専攻 日本史研究学域

教学理念

考古学は、人類が残した物質的資料を発掘し、調査し、研究することにより、日本の成り立ちや歴史を明らかにすることを目指しています。文字や言葉が残っていない過去を知ることにより、また、文字や言葉ではわからない社会の側面を知ることにより、幅広い視野を獲得できます。また、日本という現在の領域に縛られず、周辺地域や世界に広く目を向け、日本を客観的に理解する必要があります。本学では日本考古学を通史的に学ぶだけではなく、東アジアや世界にも目を向けた教育を行っています。
考古学が研究対象とする遺跡や遺物は、人類共有の「文化遺産」と呼ばれるものです。考古学の研究は文化遺産なしには成り立ち得ないので、文化遺産の社会的価値を認識し、その価値を社会に広く還元する必要があります。そのためには、文化遺産としての遺跡や遺物を調査する方法を身につけるだけではなく、それを社会に生かす方法を学ぶ必要があります。本学では、実習などの授業を通じて、実践的な調査方法や自然科学的研究を学ぶことができるとともに、学芸員課程の授業とも関連したカリキュラムの中で、博物館業務をはじめとする 文化遺産の活用を必要とする様々な仕事に役立つ実践的な教育を行ないます。

専攻概要

人類の残した遺跡や遺物から歴史を復原する考古学を学ぶと同時に、遺跡や遺物を中心とする文化遺産の保存と活用について学びます。主として日本列島の考古学と文化遺産を対象としていますが、日本列島以外についても広く学ぶことが可能です。学芸員資格に必要な科目 を含めたかたちで卒業に必要な単位を修得できる点も、大きな特色です。

先輩がこの専攻を選んだのは?

特徴

① 旧石器時代から現代にいたる様々な遺跡や遺物を研究する考古学と、遺跡や遺物を主とする文化遺産の保存と活用について、両方を学ぶことができます。すなわち、現代社会とのつながりの中で考古学を学べます。
② 学芸員資格に必要な科目は文化遺産の保存と活用に深く関係するため、それらを含めた形で単位を取得することが可能です。したがって、文化遺産の保存と活用に関わる実践面も同時に学習することができます。
③ 主に、日本列島の考古学と文化遺産について深く学ぶことができますが、日本列島以外の考古学と文化遺産についても広く学ぶことはできるよう、カリキュラムを組んでいます。

進路

マスコミ・出版関係・旅行業界等の各種民間企業、小中高教員、公務員、博物館学芸員、文化財保護行政、研究者、大学院進学への道が考えられます。

カリキュラム(予定)

科目概要(予定)

考古学・文化遺産概論Ⅰ・Ⅱ

考古学・文化遺産総説Ⅰ~Ⅲ

考古学実習Ⅰ・Ⅱ

考古学・文化遺産外書講読

文化遺産の保護と活用

世界の考古学・文化遺産

日本史研究学域

日本史研究学域は、日本史学専攻と考古学・文化遺産専攻で構成されます。主として文字で書かれた史資料を対象とする方法と、遺跡や遺物を中心とする文化遺産を対象とする方法が、相互に研究成果をとりいれながら、新しい日本史像を構築します。歴史研究をつうじて明らかにされる政治・社会・文化の諸問題は、現代社会を解く鍵ともなるでしょう。