立命館大学文学部 ピタッと学ぶ

学域・専攻制度について

85年近くの歴史を刻んできた立命館大学文学部は、伝統的な人文学と現代的な文化の融合を一貫して追求し、多くの有為の人材を社会に送り出してきました。また、全時代・全世界にわたるあらゆる領域の人文学を擁する日本有数の文学部として、日本のみならず世界的にも注目される存在に発展してきました。そうした基礎の上に、この度、文学部では、21世紀に相応しい人文学の新たな融合を求めて、人文学の複数の領域に触れられる8つの「学域」と、それぞれの専門をしっかりと学ぶ18の「専攻」を組み合わせる大規模な改革を実施します。1927年の創設以来、最大となる改革(カリキュラム再編)となります。

「学域」とは、複数の専攻を束ねて構成される新たな初年次教育の枠組みです。これまで「専攻」ごとに設定していた入試の募集人数もこの「学域」単位で設定することとし、ここでの初年次教育を通じて2回生以降に所属する「専攻」を決定します。ただし、心理学専攻だけは単独で学域を構成します。専攻決定のプロセスは、「専攻」ごとに受入可能な最大人数(「学域」の規模、「専攻」数、クラス数に応じて変動)を設定し、その人数までは第1志望の学生を自動的に受け入れます。初年次教育によって希望に多少の偏りが生じたとしても、面談等を通じたきめ細かい履修相談によって、大半はこの人数内に収まると想定されます。

私たちが「学域」を導入することで創出しようとしているのは、人類が築きあげてきた人文学を基礎から学び、しっかり身につけるとともに、それを未来につなげる〈場〉にほかなりません。「学域」は、2回生以降に所属する「専攻」で高度な学問を学ぶための準備を丁寧に行う〈場〉として設計されており、「専攻」もまた、そこに所属してからも複数領域の学問に触れつつ新たな知の創造に参加し、それを国際的に発信していくための〈場〉となります。