概要

地域研究とは、国内外を問わずある特定の地域に起こるさまざまな現象について、詳細に明らかにするアプローチの方法です。地理学をはじめ、社会学、経済学、文化人類学など多様な学問分野で取り組まれており、研究対象についても、自然現象から人文現象まで幅広く扱われています。様々な学問的知識や研究方法を取り入れて行われる地域研究は、わが国においては世界の諸地域に関する研究とその成果として得られた知見の普及を目的として、国際化と共に発展してきました。

わが国の地域研究は、地域間の協働や相互理解が目標とされています。その目標を達成するために、実際にその地域に足を運んで研究を行なう、すなわちフィールドワークを行うことを特徴としています。地域間の協働は、相手の地域で営まれている諸現象、さらにはそのメカニズムを正確に理解し、自身が居住する地域と比較したり、相手に対して説明したりすることによって生まれるものです。こうした姿勢は、地域間の相互理解にも発展します。机上での調査分析に加え、フィールドに赴いて観察を行なうことで、問題解決のための知識が蓄積されるだけでなく、社会に対する説得力も格段に増します。

地域研究学域は、地理学、地域観光学、京都学の3専攻で構成されます。それぞれの学問領域の立場からフィールドにアプローチし、地域の特徴ある諸現象を捉えることになります。空間スケールを自在に変え、多角的な研究視点・手法を交えることで、現代的な諸問題の解決を目指します。


世界トップクラスの環境で学ぶ「地理学専攻」
地理学とは、
自然現象や経済、文化まで、
あらゆる人の営みを調査・研究する学問です。
'観光現象'を理論と実践で学ぶ「地域観光学専攻」
地域観光学とは、
地域という空間的広がりを中心に、
観光という現象を様々な側面から
解釈しようとする学問です。
京都で学ぶ、京都「に」学ぶ「京都学専攻」
京都学とは、
日本文化の本質に迫ると同時に
現代の京都が抱える問題を、
地域性を理解した上で
解決する方法を探る学問です。