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立命館大学大学院文学研究科人文学専攻
3つのコース設定 ツール系科目 横断型科目
ツール系科目


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本研究科では、専門研究で培った研究力量をさらに高め、また社会に広く生かしていくことができるよう、「ツール系科目」を開講します。文学研究科の全専修の院生が受講可能で、新たに知的刺激を生み出し、これまで省みられなかったような側面に光を当てることによって、新たな研究分野の創造をめざします。ツール系科目には「デジタル人文学科目群」「人文科学のための統計解析科目群」、「教育学科目群」、そして「応用語学科目群」があります。

1.「デジタル人文学」科目群
「デジタルアーカイブI、II」
人文学の視点から有形無形の文化財をデジタル・アーカイブする技術は人文科学の教育・研究を一変させる可能性を有している。これらの最新のデジタル技術・科学を従来の人文科学の諸分野の研究に応用することを目指す。
「地理情報学研究I、II」
地理学に限らずコンピュータ科学などの関連分野との融合のもとで、近年、地理情報学と呼ばれることもある地理情報システム(GIS)を用い、実習やワークショップ形式的な授業形態も取り入れてGISの基礎から地域分析までの講義を行う。
2.「人文科学のための統計解析」科目群
「統計解析演習I、II」
観察データの相関研究法や多変量解析などを中心とした統計解析方法、データ処理と加工、効率的なグラフ化などの実習演習と、実験データの分析のための各種検定法を中心とした統計解析の理解と習得を目的とする。
「テキスト情報の処理」
コーパスをはじめとした電子化テキストと知的情報処理技術を駆使した新しい人文科学研究の道具となるコンピュータによるテキスト処理の基礎および、その応用法を身に付けることを目的とする。
3.「教育学」科目群
「国語科教育研究I、II」
国語科の専修免許取得をめざす学生を対象に、国語科教育の諸問題(その問題点と解決の方向)について考察・分析し、解明することをめざす。とくに、教材研究のより高度な作成を目標とする。
「教育発達心理学特論」
発達に関わる教育心理学研究の最近の動向を把握した上で、人間の発達過程の本質と問題点を明確にする。さらに、そこから導き出された知見をもとに、教育の可能性や、現代社会において要求される教育の方法についても検討する。
「教育心理学特論」
乳幼児期から青年期間出を中心にして人格の発達における諸課題、学校だけでなく家庭における学習、学級集団や学外のいろいろな集団における集団指導による社会的影響、学力の測定や評価の方法、心身の適応の課題などを中心に講義し考察する。
「生徒・進路指導特論」
具体的に学校現場で起きている問題についてケース・スタディーを行いながら、階層化に象徴される社会的背景、問題状況の変遷と要因、子どもの発達課題とネットワーク支援、学校自体のあり方と、機関連携などを再検討し、課題解決に向けた取り組みを探究していく。
「学校カウンセリング特論」
いじめ・不登校・学級崩壊・少年事件など学校カウンセリングをめぐる具体的な検討課題のケース・スタディーを通して、これらの検討課題への具体的な取り組みを探究してく。
「障害児教育特論」
障害を抱える子どもへの教育的・心理的援助に関する諸理論と具体的諸方法、社会的関心のあり方や制度について確認したうえで、障害児の教育や心理と、職務上必要とされる知見や技術について詳説する。さらに、現代の社会状況を踏まえ、障害を抱える子どもへの援助活動における教育学、心理学、医学、看護学、社会福祉といった関連諸学の連携の必要性や可能性についても論究する。
3.「応用語学」科目群
「実践英語I、II、III、IV」「実践中国語、II、III、IV」
国際学会・シンポジウムなどへの参加・発表を促し、海外の教育・研究機関へ進むことも視野に入れた語学力をつけることを目的とする。コミュニケーション力をつけ、プレゼンテーション力の育成につなげる。

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