東島誠 教授


■専門分野:日本中世史・日本社会史
■研究テーマ:社会的排除と包摂の歴史学的研究
      変革期における国家と社会の関係史
      歴史災害・飢饉におけるメディア編成の構造変動
■主要業績:
  『公共圏の歴史的創造─江湖の思想へ』(単著)
                               東京大学出版会、2000
  『選書日本中世史2
   自由にしてケシカラン人々の世紀』(単著)
                              講談社選書メチエ、2010
  『〈つながり〉の精神史』(単著)
                              講談社現代新書、2012
  『日本の起源』(共著) 太田出版、2013




14世紀(南北朝)、16世紀(戦国)、19世紀(幕末維新)は、日本社会が〈変わる〉可能性を持っていた時代です。私が研究してきた「江湖」の思想とは、この3つの時代にのみ流行した言葉です。じつは、あの坂本龍馬が脱藩した際の港の名前も「江湖」でした。〈変革期の歴史〉へようこそ!
人と人とのつながりをテーマに、政治学・社会学・哲学の垣根を越えて研究しています。中〜近世における〈排除〉と〈包摂〉の問題。より具体的には、都市におけるスラム・クリアランス、飢饉や災害の際に、救いの手を差し伸べる範囲を決める〈線引き〉の論理、またそこで判断を迫られる〈現場人〉の思考、等が最近のテーマです。






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