第615号





木村 一信

岡田英樹教授 略歴・業績目録



科挙を描く明代短篇白話小説
  ― 『古今小説』『警世通言』『醒世恒言』から

廣澤 裕介

民国初年における『戯考』の文化的位置

松浦 恆雄

「五四」前後の大連における傅立魚の思想と言語
  ― 1919年ごろの日本植民地に生きた中国知識人を観察するということ ―


橋本 雄一

蕭軍『第三代』―愛憎の彼方にあるもの

下出 鉄男

1930年代後期の中国人日本留学生の文学・芸術活動
  ― 「文芸同人誌」<文海>について

小谷 一郎


1936年広東省における民族主義文学運動と
  新生活運動の展開について
  ― 『時代文芸』、『新生路月刊』等の“民族英雄”の視点から ―


牧野 格子



白朗の初期作品について
  ― 出て行く若者たち ―


平石 淑子

巴金「成都日記」について

野間 信幸


司法的同一性と「贋」日本人
  ― 林熊生「指紋」をめぐって・その2


星名 宏修

越境者としての陶晶孫 ―「淡水河心中」論

黄   英哲

『同心結』と『雁南飛』にみる疑遅文学の特色

李    青


宇野木 洋


風媒花と海上花
  ― 風媒花論(一) ―


郭    偉


李鴻章の思想形成についての一考察
  ― 教育が彼の思想に与えた影響


陳    敏

陳望道の婚姻論

杉本 史子



「文化大革命再考」序説

北村  稔

当世ざれ歌「順口溜」の比喩表現

文  楚雄




現代日本語における漢語と現代中国語
  ― 並列語(リンク語)・類縁語をめぐって ―


中川 正之

オンライン・ネットワーク利用の言語学習の可能性
  ― チャット・ベースの言語交換からセカンドライフ仮想教室まで ―

津熊 良政・松田  憲

Blake and Kenzaburo Oe

Keiko Kobayashi



2010 年3月
立命館大学人文学会