第663号

立命館文学

『夜の寝覚』の「あえか」な寝覚の上造型
―「なびく」と夕顔・浮舟・女三の宮の関係をめぐって ―
池田 彩音
グリム童話におけるよい子・悪い子像の考察 水口 寿穂
室町幕府奉行人在職考証稿(3)
― 文和2年(1353)~貞治6年(1367)― 付氏族研究(治部氏)
田中 誠
現代中国における中央と地方-諸侯経済下の中国に関する考察
― 長江流域を中心に
生田 頼孝
なぜ商品の社会性は価値として現われるのか―価値とは何か 井上 康
崎山 政毅
民衆本『狐ライナールト』の独自性を巡る考察 檜枝 陽一郎
「共に歌うこと」と集合的感情
― A.シュッツの音楽社会学再検討 ―
宮本 直美
史料紹介
「真如堂記録」の紹介(二)
~「元禄三年日並記」~
井上 幸治
譯註
『皇明條法事類纂』卷四八・刑部類・斷罪引律令 譯註稿(中) 明律硏究會
井上 充幸
猪俣 貴幸
書評
髙橋昌明氏『武士の日本史』(岩波新書、二〇一八年五月) 岩田 慎平
翻訳
パイデイア(そのXⅦ)
― ソポクレスの悲劇と登場人物 ―
G・ハイエット
村島 義彦 訳
パイデイア(そのXⅧ)
― ソフィストの面々 ―
G・ハイエット
村島 義彦 訳
第663号掲載論文要旨