第668号

立命館文学

記録表現にみる中世日本の地震認識 濱野 未来
戦国期酒麹専売訴訟にみる山門の京都支配
― 西京神人との関わりを中心として ―
杉谷 理沙
明治一〇年静岡県会議員数改革の挫折と「公議輿論」 伊故海 貴則
現代中国語移動表現の動詞枠付け的性質
― 統語的証拠からの考察と日本語との対照分析 ―
杜 天邑
延宝期大坂の町人社会における井原西鶴の位置
―『難波鶴』刊行の経緯
上安 祥子
日本考古学における民族考古学の歩み
― 土器研究を中心として ―
長友 朋子
西周代賜物考 谷 秀樹
肩水金関を通った民とその検察
― 漢代肩水金関遺址出土通関名籍の分析から ―
鷹取 祐司
戦後那覇の都市復興と街路名の生成 加藤 政洋
研究ノート
戯文ニ真理アリin ludo veritas
― キルケゴールから吉田健一「金沢」へ、堀田善衛を経由して
上田 高弘
書評
三浦俊介『神話文学の展開―貴船神話研究序説―』 山下 久夫
第668号掲載論文要旨