JASRAC寄附講座
〜クリエイティブな現場からコンテンツのプロデュースを考える〜 |
今や日本を代表する文化の1つとなり、世界中の至るところで目にする日本アニメーション。その成功要因は何なのか。そして将来への展望は。「NARUTO」や「るろうに剣心」など数々のヒットアニメを世に送り出してきたアニプレックスの白川会長から、ビジネスの視点から見た日本アニメのすばらしさが語られた。 白川氏は日本アニメの成功要因として、以下の4つを挙げた。
もう少し詳しく紹介しよう。 日本アニメの将来性については、少子化にも関わらずどんどん売れ続けている現状や、中国市場の伸びが期待できることなどを示し、「基本的にはアニメはこれからも伸びる」と日本アニメの展望を語った。しかし一方、「MD(商品化権)ビジネスの方向をもう少し考え、新しいビジネスをクリエイトしないといけない」とまだまだ改善が必要であることも指摘した。 また「今はパソコン1台でアニメが作れる時代になった」と簡単にアニメを作れる現状を踏まえ、「現在はいろんな媒体があり、多くのソフトを必要としている」とビジネスチャンスが広がっていることを示した。そして「大学時代に起業するべし」と受講生に対しベンチャーの勧めがなされた。 |
「日本のアニメは莫大なコミック市場に支えられている」 「金がないから、人間は知恵をしぼる」 「アニメは新しい媒体にターゲット的に適合している」 「デジタル時代は起業時代」 「日本で当たらないものは海外でも当たらない」 |
|
|
Copyright(C) Ritsumeikan Univ. All reserved. |