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どすこい!ー産社を選んだ「出会い」ー

 
祥鳳さん

 どすこい!(笑)
2004年春に卒業しました水口剛です。
 大学時代は相撲部に所属し、現在は大相撲・春日山部屋の力士として日々精進しております。四股名(力士名)は祥鳳です。

 先日、大阪場所後の休暇で立命館大学を訪問した際に、産業社会学部事務室の方々とお話しする機会があり、「産社OBの異色キャラ」として、この度「さんしゃびと」に掲載させていただくことになりました。
 立命館大学から大相撲の世界に入門したのは私が初めてということで、この掲載を通じて、「産社OB」の中に力士として頑張っている人がいるということを知ってもらえればと思います。

 私が立命館大学産業社会学部に入学したきっかけは、高校2年生の春、相撲部の田中監督との出会いです。新人戦の試合会場で田中監督から声をかけられ、立命館大学相撲部と産業社会学部の存在を知りました。田中監督のアットホームで朗らかな印象は、当時も今も変わりません。

 
         
勝負はまだまだこれから!産社時代に培った、不屈の精神

 スポーツ推薦入試というと、勉強しないでも卒業できると思われがちですが、立命館大学は違います。しっかり勉強して単位を取らないと試合に出られないし、卒業もできない。このような文武両道の考え方は、在学中は大変でしたが、その後の人生において非常に役立っています。

 相撲部での4年間は、決して順風満帆ではありませんでした。頸椎ヘルニア、足の親指の骨折など、幾たびの怪我に泣かされました。思い通りにいかなかったこと、不完全燃焼に終わった相撲部時代の悔しさが、プロの世界で挑戦するきっかけとなりました。

 大相撲の世界へ入門してからも、怪我と隣り合わせの日々。2010年九月場所13日目、あと一番で優勝、念願の関取の地位に手が届くという大事な相撲で右ヒザ靭帯断裂・半月板損傷という大怪我。まさかの半年間の休場を余儀なくされました。この時、大学時代にお世話になった田口トレーナーのご指導のもと、立命館大学でリハビリ生活を送ることにしました。

 2011年5月、土俵へ復帰。番付は三段目40枚目まで落ちていましたが、勝ちにこだわる相撲で何とか白星を重ね、ようやくまた関取の地位を狙えるところまで戻ってきました。勝負はまだまだこれから!産社時代から地道に培ってきた不屈の精神で頑張ります。

         
バラエティに富んだ、一生ものの仲間たち  

弓取式

<祥鳳(水口)剛氏・弓取式>


 

●Profile

祥鳳(水口)剛(しょうほうつよし)

卒業年月日 2004年3月 学部卒業
出 身 地 大阪府
現 住 所 神奈川県川崎市
勤 務 先

(財)日本相撲協会

ゼ ミ 名 金井淳二ゼミ
所属サークル 体育会 相撲部

 

 

 産業社会学部は、まさに個性の集まり。スポーツ界、文科系など様々な分野から人材が集まり、バラエティに富んだ学部です。

 ここでの出会いや人脈は一生ものです。卒業後も励まし合い、助け合い、切磋琢磨できる貴重な存在。様々な分野で活躍している仲間たちに負けないように、自分も頑張ろうと思います。

産社での4年間で得た我慢強さと人との繋がりが、今日の相撲道に確実に生かされています。私の人生に大きな影響を及ぼしてくれた産社と、そのきっかけを作ってくれた田中監督、ならびに在学中も現在も支えてくれている田口トレーナーに感謝の気持ちでいっぱいです。

 在学生や受験生の方々には、産社の素晴らしい環境の中で、もっと視野を広げ、自分から積極的に特技や資格を身につけ、学生生活をさらに充実したものにしていただきたいと思います。

 

 最後になりましたが、皆さんは弓取式をご存じでしょうか。
弓取式とは、全取組終了後に土俵に上がり、弓を振って四股を踏む儀式であり、土俵を清めるという意味があります。
 この重大任務を、なんと私がやっております!
相撲中継の最後にテレビに映るので、見てみてくださいね。

 
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