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政党によるBIの扱い:概観

ViVant(Belgium)
http://www.vivant.org/site/en/home/
the Green Party of Canada
http://www.greenparty.ca/

◆the Green Party of England  and Wales

http://www.greenparty.org.uk/
De Groenen (The Netherlands)
http://www.degroenen.info/
the Scottish Green Party
http://www.scottishgreens.org.uk/site/1/Home.html
the New Zealand Democratic Party

http://www.democrats.org.nz/Policy/GuaranteedBasicIncomeGBI/tabid/87/Default.aspx

これらの政党がBIに賛同しているが,the New Zealand Democratic PartyについてはHP上で28ある政策項目の中に保証基本所得(Guaranteed Basic Income)という項目を挙げてはいるが,これらの政策項目を盛り込んだ綱領を公表してはいないようである。政党綱領ないし政策綱領の中で各党がどのよ うにBI的政策を扱っているかを簡単に紹介する。

・the Green Party of Canada
"Looking Forward: A fresh perspectiveon Canada’s future"と題する出版年不詳のマニフェストから。 
9つの大きな目標の中の「7.格差の縮小」という項目の中に「現行の混乱したプログラムに代替する年間保証所得[guaranteed annual income]に向けて努力する 」とあるだけ。
BI提 言をして いる個人がいるが党の方針ではないようだ。

・the Green Party of England and Wales
2005 年総選挙マニフェストから。
 10節からなるマニフェストの第三節「福祉」において,不平等が社会問題の根源であるとの認識から,格差縮小 の手段として市民所得および市民年金を導入するとしている。
「このようなわけで,緑の党はシチズンシップの考え方に基づいた普遍的給付− −市民所得および市民年金−−の導入によって福祉国家を再建する。これらの措置は,社会的な衡平 性を向上させるための富の再分配およびより累進的な所得税に関するわれわれの政策
(第一節を見よ)と平行して機能するだろう。それはまた,人々に対して,教育・児童ケア・有償労働といった,彼 らの人生におけるさまざまな要素の間でバランスを取るに当たっての実質的な選択を許容する個人へのエンパワメントの枠組みを提供してくれるだろう。同時 に,われわれは児童ケアの改善と適切な住宅の提供を通じて福祉国家をさらに拡張させてゆくつもりである」。

そして2005-2010年までの目標を提示
・全 員への市民所得の導入;最貧世帯の所得の向上;資力調査つき給付の段階的廃止
・年金と平均稼得とのリンクを強化した市民年金の導入:年 金控除の廃止
・親に対する給付システムを簡素化することにより児童およ び家族をサポート;労働時間の削減;就学前児童ケアの改善
・住宅ストックを増加させ既存住宅を改善するための一連の 措置を導入

さらに,「市民所得」と題して市民所得スキーム大まかな特徴を提示しているが,それによると,現行の大部分の金銭給付・手当て・税額控除などは廃止;資力 調査および就労(意欲)調査なし;障害給付などの特別給付はCIに付加して給付;住宅給付は当初は温存するが,次第にCIに統合してゆく

「市民所得の実施」と題するコラムでは,Citizen's Income Trust(リンクを参照)による,現行の個人への税控除を廃止すれば部分的CIが財政中立で可能との主張を引用。それによって十分位で最貧分位の層は 25%の所得上昇を享受するとしている。(以上はすべて
GPEW [2005: 11]

さらに,「市民年金」についてもかなり具体的に記述。それによると,すべての人に対して,週払い,資力調査なし,生涯稼得と連動した基礎年金を導入。 the basic state pensionに加入しているすべての人に27-33%の年金額上昇がもたらされるとしている(最低保障額として単身年金者には週109ポンド,夫婦年金 者には週167ポンドを2005年4月から支給)。無条件支払いはすべての老齢者に対して,過去の貯蓄および国民保険の支払いとは無関係になされる。資力 調査つきの年金税額控除は廃止(ibid.: 11-12)。

・the Scottish Green Party
2007 年のスコット ランド議会選挙のマニフェストから。 
 政策領域別に6つの節からなるがその第一節「人々と地球のための経済」のなかの「貧困者」という小節で「われわれは市民所得スキームを支持するが,それは 全ての税控除および大部分の福祉給付を代替する。それは基本的な住居,食料,衣服,光熱費を提供する水準に設定されるだろう」(SGP 2007: 5)と言及。さらに,第二節「健全なコミュニティと全ての人のための良質な生活」の中の「更なる,そしてより高度な教育」という小節の中で「これ[現行の graduate endowmentの廃止とstudent grantsの再導入]は国家レ ベルでの市民所得スキームへの移行の一部となり,生徒たちにミニマム 所得を保証することになる」(ibid.: 9)と言及。さらに同第二節中の「年金者」という小節の中に「われわれは,年金者所得の価値の大幅な上昇を含む,市民所得をベースにした簡素化された税- 給付システム導入へのキャンペーンを行なう」(ibd.: 12)と言及。

・De Groenen (The Netherlands)
 2004年の政党プログラムとして22の政策項目を列挙し,その19番目に「ベーシックインカム:労働を安価にする」を位置づ けている(この順位がプログラムの優先順位を表すものではないと思われる) 。HP上ではかなり詳細にBI(
”Basisinkomen”)を取り上げているが,蘭語なのでまだ読んでない。

・VIVANT(Belgium)
 ベーシックインカム導入を掲げるシングルイシュー政党。ベルギーにおけるBI導入の詳細なプログラムを提示している。詳細すぎてまだ読んでない。
政 策綱領

*この他にも親BI的な政党があればお知らせ ください。



作成:齊藤拓20081230

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