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感染症と公衆衛生 関連年表

*作成:横田陽子(立命館大学先端総合学術研究科1回生)

570 イタリアとフランスの痘瘡と思われる流行病を報告(アベンシュのマリウス)
644 ハンセン病患者の隔離規定勅令発布(ランゴバルドの王ロタリ)
857 聖アントニウスの火(麦角中毒)の初めての記載(ザンテンの修道院年代記)
1348 ペストがヨーロッパに初めて出現
隔離の権限を持つ公衆衛生委員会発足(ベネチィア)
1374 ペスト患者を市外に隔離(ミラノの公爵ビスコンチ)
1383 最初の検疫所設置(マルセーユ)
1546 感染説概念を明確化(G. フラカストロ)
1557 疾病の因子を再生産できる微生物と示唆(G. カルダノ)
1665 イングランドでペスト大流行
1721 トルコからイングランドに人痘を持ち込んだ(M. モンタギュー)
1756 統計庁設置(スエーデン)
1760 種痘の有用性を統計的に示した(D. ベルヌイ)
1761 疾病による反応は死後見られる病巣と関連するという概念表明(G.B. モルガニ、ベネチア)
1763 国民全体の死亡表出版(P. ワルゲンチン、スエーデン)
1767 公務員医師に医学地誌報告義務化(バーデン・ズルラッハ)
1769 「家庭医学−あなたの家庭医」初版出版(W. ビューカン、スコットランド)
1779 「医事警察」に関する著書出版(J.P. フランク)
1793 フィラデルフィアで黄熱の流行(アメリカ)
1802 ロンドン伝染病院設立
保健委員会組織(パリ警察長官デュボア、)
‘徒弟奉公人の健康と道徳法’成立(R. ピール、イングランド)
1804 常置の衛生行政機関設置(衛生監視員配置/J. ピンタート、ニューヨーク)
1812 「確立分析論」(ラプラス)
1816 小児ディスペンサリー設置(J.B. デービス、ロンドン)
1818 鉱山での児童の就労禁止(スランス、ベルギー)
1820 「憲法要綱」で保健大臣を置くことを提案(J. ベンサム)
1826 ジフテリアを特定の疾患として確立(P.F. ブレトノー、フランス)
1829 ロンドンで上水の緩速濾過法始まる(J. シンプソン)
上水に高圧本管(鋳鉄パイプ)が使われる(リンチバーグ、バージニア、アメリカ)
1831 人口動態登録制の設置(イングランド)
1833 工場法成立(イギリス)
1834 救貧改正法成立(イングランド)
1836 蚕の白彊病の原因は寄生菌によるとした(バッシ、イタリア)
1837 「判断の確立の研究」(ポアッソン)
発酵は小有機物(酵母)の作用によることを立証(C. ラツール、シュワン)
1839 工業における児童の雇用を制限(プロシア)
1840 「医学統計原理」(ガバレ)
1841 少年労働制限法(フランス)
1842 「英国労働人口の環境衛生状態調査報告」発表
1845 牛痘の普及(ネグリ、ナポリ)
1847 10時間法案成立(イギリス)
麻疹の基本的な疫学像を確立(P.L. パーヌム、オランダ)
1848 公衆衛生の国家組織設置(フランス)
公衆衛生法成立(イングランド)
保健総省創設(イングランド)
衛生協議会設置(アメリカ医師会)
児童労働法(ペンシルバニア、アメリカ)
1849 公衆衛生法、ベルリン内科・外科医会に提出(ドイツ)
1850 シャタック報告(L. シャタック)
工場法により法定労働時間の設定
炭疽菌発見(C.デバイン、P. レイヤー)
1851 国際環境衛生会議(パリ)
1854 コレラの伝播に、特定の井戸の関与を疫学的に証明(J.スノー)
1855 「コレラの原因は水により運ばれる」(J. スノー、イギリス)
1863 「好気性」、「嫌気性」の言葉を用いた(パスツール)
1865 ペッテンコーヘルが実験衛生学の教授に就任(ミュンヘン、ドイツ)
1866 ニューヨーク首都保健条例制定
1868 結核が空気で媒介される微生物に起因すると発表(J.A. ビユマン)
犬の条虫は蚤によって伝播されることを実証(ロイカルト、メルニコフ)
1870 ニューヨーク市衛生局の中核創設
アメリカでの牛痘の始まり
1871 自治省の創設(イングランド)
1873 帝国保健事務所の設置(ドイツ)
腸チフスの疫学発表(W. バッド)
1875 公衆衛生法成立(イングランド)
組織中の球菌をメチル紫で染色(C. ワイゲルト)
1877 フィラリアをおこす寄生虫、バンクロフト糸状虫の発育環を明らかにした(P. マンソン)
1878 国家検疫法(アメリカ)
国レベルでの海港検疫制確立(アメリカ)
乳児の体重測定導入(F. アールフェルド、ライプツィッヒ)
乳児用「牛乳配給所」設置(ニューヨーク)
1879 保健委員会設置法案採択(アメリカ)
淋菌の発見(ナイセル)
1880 腸チフス菌を組織内に発見(エーベルト)
ライ菌発見(ハンセン)
マラリア原虫を発見(ラベラン)
この年以降、猩紅熱の重症度減少
1881 予防接種の原理をうち立てた(パスツール)
1882 結核菌の発見(コッホ)
1883 コレラ菌の発見(コッホ)
連鎖球菌を発見(フェーライゼン)
1884 婦人と児童の労働規制(フランス)
ジフテリア菌を発見(クレープス)
腸チフス菌を分離(レフラー、ガフキー)
ブドウ球菌を発見(ローゼンバッハ)
破傷風菌を発見(ニコライヤー)
1885 大腸菌を発見(エッシェリッヒ)
1886 肺炎菌を発見(フィンケル)
1887 海浜病院の一角に細菌検査所設置(J.J. キニアウン、ニューヨーク、アメリカ)
1888 工場の一般監視制度化(アメリカ)
1892 受動免疫と能動免疫の区別(P. エールリッヒ)
細菌消毒課が設置され、その中に小衛生検査所を設置(ニューヨーク市衛生局)
小児健康相談所を創設(P. ブーダン、パリ)
1893 保菌者の意義をジフテリア菌で証明(W.H. パーク、A.L. ベーブ)
牛乳配給所組織を設置(N. シュトラウス、ニューヨーク)
1894 ペスト菌を発見(イェルサン、北里)
ボツリヌス菌を発見(ファン・エルメンゲム)
ヨーロッパ以外で初めてジフテリア抗毒素の生産開始
ジフテリア抗毒素生産する試験所設置(マサチューセッツ)
学校の医学監視制度(ボストン)
1895 ジフテリア診断、予防のための試験所設置(フィラデルフィア)
1897 ペストねずみの蚤は病原体をもち、それを人間に伝播することがあることを示した(緒方正規、衛生局東京試験所)
R. ボイスが細菌主任に任命さる(リバプール市初)
1898 赤痢菌の発見(志賀)
マラリアが蚊によって媒介されることを証明(ロス)
ペストの流行は鼠蚤によりまん延される鼠の疾患(P.L. シモン)
1900 保菌者の意義を腸チフス菌で証明(リード、ボーガン、シェイクスピア)
黄熱病の疫学、病原について報告(W. リード)
1902 NYの細菌検査所が衛生試験所となった(ワシントン、アメリカ)
1905 ビタミンの概念を提案(ペケルハーリン、オランダ)
1906 学童の身体検査義務化(マサチューセッツ)
1908 ニューヨーク衛生局の中に小児衛生課設置
学校給食の始まり(ニューヨーク)
1909 牛乳に起因する伝染病発生例公表
1910 保菌者の意義を確立(C.V. チャピン)
牛乳の低温殺菌を義務化(ニューヨーク衛生局)
1911 抗神経異常性をもつ特定の化学物質を「ビタミン」と命名、分離(C. フンク、ポーランド)
1916 ビタミンには少なくとも2種類あることを示した(E.V. マッカラム)
1926 BCGワクチン開発(カルメット)
1942 鉱山に関する児童就労調査委員会の報告第1報(イギリス)
1946 ペニシリンによる梅毒療法(J.F. マホニー)


製作:横田陽子(立命館大学先端総合学術研究科1回生)
UP:20040316  http://www.ritsumei.ac.jp/acd/gr/gsce/d/p01001.htm

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