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孫暁冬,20060820,『中国型ワークフェアの形成と展開――福祉資本主義と市場社会主義における福祉レジームの可能性』昭和堂.


孫暁冬(そん しょうとう),20060820,『中国型ワークフェアの形成と展開――福祉資本主義と市場社会主義における福祉レジームの可能性』昭和堂.20+336p ¥ 5,985 ISBN-13: 978-4812206294 [amazon]


「わが国の先行研究を超える広範な研究文献の渉猟を通じて独自の広義と狭義の定義を提示――先進資本主義諸国において共通にみられるワークフェアと呼ばれる動向の理論的・経験的分析を踏まえて、市場経済移行以前および以後の中国におけるワークフェアの特質を明らかにする。」(帯より)

■目次

序 なぜワークフェアなのか?

 1 2つの対応
 2 なぜワークフェアであるか、ベーシックインカムではないか
 3 本書の構成

第T部 ワークフェアの正当性と多様性

 第1章 ワークフェアとワークフェア論争

第1節 ワークフェアの光と影――政策としての浮上・発展・本格化
 1 潮流
 2 批判
第2節 ワークフェア論争(1):収斂か分岐か――ペックの議論を手掛かりとして
 1 「HCD」と「LFA」
 2 収斂と分岐に関する所説
 3 結論
第3節 ワークフェア論争(2):ワークフェアとは何か?――諸解釈とそれについての再考
 1 「政策」としてのワークフェア
 2 「制度と制度の整合的構造」としてのワークフェア
 3 「国家体制」としてのワークフェア
 4 ワークフェア解釈の諸次元
 5 時間的・空間的視点からの再考
第4節 ワークフェアの定義

 第2章 ワークフェアの倫理的正当性

第1節 労働と福祉
第2節 労働倫理と国家の願望
第3節 個人の選択
 1 自由とパターナリズム
 2 論理的分析
 3 現実的分析

 第3章 制度設計の倫理と2つの「狭義のワークフェア」

第1節 福祉資本主義における福祉と就労――先行研究の整理
 1 エスピン・アンデルセンの「福祉資本主義」論とその再考
 2 福祉と雇用の「補完的関係」・「代替的関係」
第2節 「福祉レジーム」と「労働雇用レジーム」の出力
 1 「福祉レジーム」の出力
 2 「労働雇用レジーム」の出力
第3節 2つの「狭義のワークフェア」
 1 失業者のためのワークフェア
 2 主婦のためのワークフェア

 第4章 ワークフェアの制度――アメリカ・スウェーデンのケース

第1節 分析枠組み
第2節 検証1:アメリカ型ワークフェア
 1 労働可能者の福祉と就労を取り巻く制度的枠組み
 2 アメリカ型「広義のワークフェア」
 3 アメリカ型「狭義のワークフェア」
 4 まとめ
第3節 検証2:スウェーデン型ワークフェア
 1 労働可能者の福祉と就労を取り巻く制度的枠組み
 2 スウェーデン型「広義のワークフェア」
 3 スウェーデン型「狭義のワークフェア」
 4まとめ
第4節 アメリカ型ワークフェア vs スウェーデン型ワークフェア


第U部 中国型ワークフェアの形成と変容
 第5章 中国型社会主義下の伝統的ワークフェア――類型と構造
 第6章 新しいワークフェア体制の模索――「生産生活共同体」の解体と福祉・就労両レジームの形成
 第7章 「狭義のワークフェア」の様相と持続可能性?
 終 章 福祉資本主義のゆくえと中国の可能性

参考文献
索引


■メモ

cf書評

中村孔治,20061226,「『中国型ワークフェアの形成と展開』を読んで」『市民メディア・インターネット新聞JANJAN』
http://www.janjan.jp/book_review/0612/0612250068/1.php


製作:小林勇人(立命館大学大学院先端総合学術研究科)
UP:20061212 REV: http://www.ritsumei.ac.jp/acd/gr/gsce/db2000/0608ss.htm
ワークフェア関連の文献表

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