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Wiseman, Frederick
フレデリック・ワイズマン
(1930〜)


★こちらもご参照ください → http://www.arsvi.com/w/wf01.htm


フレデリック・ワイズマン ドキュメンタリー・プロジェクト
2003/10/18土〜11/03土


◆200307 教員・院生学生各位

 この度、先端総合学術研究科開設記念・秋季行事として、フレデリック・ワイズマン監督作品を上映します。監督本人による講演も計画しています。今秋10月後半から11月前半(予定)の開催に先駆けて、フレデリック・ワイズマン作品のビデオ上映会を以下の日程で行います。
 関心をお持ちの方はふるって御参加ください。


7/8(火) 諒友館836教室 13:00-18:00 
      「競馬場」1985年/白黒/114分  13:00〜
      「モデル」1980年/白黒/129分  15:30〜

7/15(火) 諒友館836教室 13:00-18:00 
      「チチカット・フォーリーズ」1967年/白黒/84分  13:00〜
      「ドメスティック・バイオレンス」2001年/カラー/195分 14:40〜

7/16(水) 清心館548教室 16:20-19:30 
      「動物園」1993年/カラー/130分 16:20〜
      「高校」1968年/白黒/75分  18:20〜
 
7/22(火) 諒友館836教室 12:00-18:00 
      「臨死」1989年/白黒/358分

 なお、ワイズマン氏と今回のビデオ上映作品についての簡単な紹介文を添付いたしますので、ご参照ください。
 また、ワイズマン関係のHPは以下で参照できます。
 http://www.acejapan.or.jp/artg/filmg/fes/wiseman/
 http://www.acejapan.or.jp/artg/filmg/list/ws/ws.html

                   開設記念事業推進委員会委員長 渡辺公三


フレデリック・ワイズマン略歴

 1930年、アメリカのボストンに生まれる。法律を学び、イェール大学大学院卒業後、マサチューセッツ州にて弁護士となる。やがて軍隊に入り、除隊後、弁護士業の傍らボストン大学で教鞭を取るようになる。
 1961年、ハーレムを舞台にしたウォーレン・ミラーの小説「クール・ワールド」を読み、衝動的にミラーに会いに行き映画化権を獲得、自らは制作を担当。シャーリー・クラーク監督の手により、1964年映画『クール・ワールド』を完成させる。これを機にワイズマンは映画監督に進出、1967年、精神異常犯罪者を収容したマサチューセッツ州立ブリッジウォーター矯正院を舞台にドキュメンタリー映画『チチカット・フォーリーズ』を作り上げた。
 1971年には、現在も活動の拠点とする自身のプロダクション"ジポラ・フィルム"を設立。制作、監督のほかに、サウンドと編集を手掛けるが、それらはワイズマン独自の映画制作スタイルによって行われている。撮影時は、最少人数のスタッフを率い、自らは録音を担当、マイクを手に持ったままカメラマンに映す対象を指示する。撮影は機動力のある16 oで行われる。編集は、80時間から120時間の撮影フィルムをベースに、自らの手で8ヶ月から12ヶ月かけて行うという。
 現在、アメリカにおけるドキュメンタリー映画制作の第一人者であり、常に新たな課題を提起する作品群によってきわめて高い評価を得ている。


ビデオ上映作品紹介 

・ 「競馬場」RACETRACK 1985年/白黒/114分

サラブレッドの競馬場として世界でも指折りのニューヨークのベルモント競馬場についてのドキュメンタリー。厩舎での馬の出産から始まり、調教師や飼育係、馬主、獣医たちの活動、レースをとりまく人々、観客たち、騎手たち、この競馬場の経営を支えるオーナーたちの巨大なパーティーとその舞台裏まで、競馬というビジネスのあらゆる側面が写し出される。

・ 「モデル」MODEL 1980年/白黒/129分

ニューヨーク市でも最高のモデル事務所であるゾリ・マネージメント社を舞台に、CMやファッションショー、雑誌、広告写真、デザイナーズブランド等の仕事をする男女のモデルたちを追っている。彼らを取り巻くカメラマンやエージェント、撮影スタッフやデザイナーなどの姿を通してファッションビジネス界のありさまが描かれている。

・ 「チチカット・フォーリーズ」TITICUT FOLLIES 1967年/白黒/84分

マサチューセッツ州ブリッジウォーターにある精神異常犯罪者のための州立刑務所マサチューセッツ矯正院の日常を克明に描いた作品。収容者が、看守やソーシャルワーカー、心理学者たちにどのように取り扱われているかが様々な側面から記録されている。合衆国裁判所で猥褻罪または国家保安罪以外の理由で一般上映が禁止された唯一の作品である。四半世紀にわたる裁判の末、91年にようやく上映が許可された。

・ 「高校」HIGH SCHOOL 1968年/白黒/75分

フィラデルフィア郊外にある「模範的な」高校の日常を追っている。朝のホームルーム、授業の風景、生活指導、父母を交えた進路相談、男女別に行われる性教育や家庭科の授業、クラブ活動etc。高校を構成する教師、生徒、親、管理職たちの関わり合いの中で、イデオロギーや価値観が醸成され、伝えられて行く様が映し出される。

・ 「ドメスティック・バイオレンス」Domestic Violence
2001年/カラー/195分

一貫してアメリカ社会の日常生活を撮り続けるワイズマン31作となる最新作。これまでの作品同様、一切のナレーション、解説を拝し、被害者、加害者、カウンセラーや地元の警察などの活動を追い、「家庭内暴力」の実像に迫る。

・ 「動物園」Z00 1993年/カラー/130分

マイアミにあるメトロポリタン動物園の日常を記録している。世界中から訪れる入場者、飼育係による動物の世話、獣医の仕事などを捉える。表面には現れない、寄付を募るパーティー、広報活動、調査・研究活動などを紹介しながら動物園運営のメカニズムに迫る。1993年山形国際ドキュメンタリー映画祭最優秀作品賞。

・ 「臨死」NEAR DEATH 1989年/白黒/358分

ボストンのベス・イスラエル病院特別医療班についての映画。尊厳死、植物人間、脳死、インフォームドコンセント、インフォームドチョイスなど死と生の境界をめぐる末期医療の新しい問題を臨床現場から掘り起こした6時間に及ぶ超大作。ハーバード大学の付属機関であり先端の医療技術を誇るこの病院の集中治療室で行われる生命維持装置を使った診療をめぐり、個人的、医学的、倫理的、心理的、法的、宗教的諸問題の困難さを浮きぼりにする。患者、家族、医者、看護婦、病院のスタッフなどこの問題に関わる人々の複雑な相互関係が映し出される。


 

◆Wiseman監督作品のビデオ上映のご案内

現代アメリカのドキュメンタリー映画のトップランナー、ワイズマン監督の作品上映企画を検討中です。この一環としてワイズマン監督作品のビデオによる上映をおこないます。
関心と時間のある方は奮ってご参加ください。

Titicat Follies(1967) 84分
High School(1968)   75分
Welfare(1975)     167分
Zoo(1993)       130分

上映会は以下の予定です。
6月18日(水)2:40〜High School(清心館457)4:20〜Welfare(清心館458)
6月25日(水)2:40〜Zoo(清心館457)4:20〜Zoo(続き)(清心館458)
7月02日(水)未定

7月の予定はまだ未定ですが、引き続き上映会をするつもりです。
以上、問い合わせは渡辺(kwt03181@lt.ritsumei.ac.jp)まで。

渡辺公三

 

◆フレデリックワイズマン映画祭貸出作品リスト(フィルムネットワーク)  http://www.acejapan.or.jp/artg/filmg/list/ws/

◆山形国際ドキュメンタリー映画祭'99(開催期間:10月19〜25日)
 http://www.city.yamagata.yamagata.jp/yidff/catalog/99/jp/index.html
 「メイン州ベルファスト」(Belfast, Maine)アメリカ/1999/英語/カラー/16mm/248分
 http://www.city.yamagata.yamagata.jp/yidff/catalog/99/jp/03/002.html

◆フレデリック・ワイズマン映画祭
 2000.7.20から8.6の毎土、日、祝日
 最新作『メイン州ベルファスト』を含む全15作品を上映
 アメリカ社会の真実と虚構
 http://www.town.minakuchi.shiga.jp/hekisuihall/imode00/wize00.htm

◆フレデリック・ワイズマン映画祭2002年7月25日〜8月10日 アテネ・フランセ文化センター
 http://www.athenee.net/culturalcenter/schedule/2002_7/wiseman2.html
 http://presqueparadis.jp/cinema/wisemanretrospective2002.htm

◆水口町立碧水ホール 2002年10月22日・フレデリック・ワイズマン特集
 碧水ホール企画上映VOL.25
 http://www.town.minakuchi.shiga.jp/hekisuihall/event02/wise.htm

◆フレデリック・ワイズマン(アテネフランセのHP)
 http://www.athenee.net/culturalcenter/DATABASE/director/w/FW.html

 「1930年、弁護士を父に社会活動家を母にボストンに生まれる。法律を学び、イェール大学大学院を出るとマサチューセッツ州弁護士会会員となり、弁護士となり活動を始めた。やがて軍隊に入り、除隊後弁護士業の傍らボストン大学で教鞭をとるようになった。そのうちの一つ、法的医療や犯罪法の実地見学でブリッジウォーターにある精神異常犯罪者のための州立施設に行った。1958年、彼が28才のときである。1961年彼はハーレムを地獄のように描いたウォーレン・ミラーの「クール・ワールド」を読み、衝動的にミラーに会いに行き、映画化権を取得した。『クール・ワールド』は、ワイズマン製作、シャーリー・クラーク監督で1964年に完成した。映画は赤字で、ワイズマンは貯金を使い果たしたが、映画製作に目覚めてしまった彼にブリッジウォーターでの強烈な印象が蘇ってきた。この映画は1967年に伝説的なドキュメンタリー『チチカット・フォーリーズ』として完成したが、マサチューセッツ州の最高裁判所で公開禁止処分となり、およそ四半世紀にわたる法廷闘争が始まった。以後、ワイズマンは逆に創作意欲をかきたてられたかのように次々とアメリカの社会構造を見つめるドキュメンタリーを発表。1971年に、現在も拠点とする自己のプロダクション、ジボラ・フィルムを設立した。

作品
チチカット・フォーリーズ Titicut Follies 1967
高校 High School 1968
法と秩序 Law and Order 1969
病院 Hospital 1970
福祉 Welfare 1975
軍事演習 Manoeuvre 1979
モデル Model 1980
ストア The Store 1983
競馬場 Racetrack 1985
聴覚障害 Deaf 1986
臨死 Near Death 1989
動物園 Zoo 1993
バレエ Ballet 1993
コメディ・フランセーズ 演じられた愛 La Comedie-Francaise ou l'amour joue 1996
パブリック・ハウジング Public Housing 1997
メイン州ベルファスト Belfast, Maine 1999」



UP:20030618 http://www.ritsumei.ac.jp/acd/gr/gsce/dw/wiseman.htm REV:0624,0708,14
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