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2010年度 植民地主義研究会



 ◇研究会趣旨
 ◇メンバー
 ◇活動記録
 ◇関連文献(作成中)

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◇植民地主義研究会 研究会趣旨

 月一回の頻度で、研究会を開催しています。 植民地主義関係のテキストの輪読、もしくは研究会のメンバーの研究発表を行っています。

◇メンバー 所属は2010年度のもの

・大野 藍梨 (立命館大学先端総合学術研究科 一貫制博士課程)
・小川 浩史 (立命館大学先端総合学術研究科 修了生)
・岩間 優希 (立命館大学先端総合学術研究科 修了生)
・孫  美幸 (京都大学人文科学研究所)
・倉本 知明 (立命館大学先端総合学術研究科 一貫制博士課程)
・番匠 健一 (立命館大学先端総合学術研究科 一貫制博士課程)
・牛  革平 (立命館大学先端総合学術研究科 一貫制博士課程)
・影浦 順子 (立命館大学先端総合学術研究科 一貫制博士課程)
・原  佑介 (立命館大学先端総合学術研究科 一貫制博士課程)
・岡田 清鷹 (立命館大学先端総合学術研究科 一貫制博士課程)
・鄭  卉芸 (大阪大学文学研究科 博士課程)
・弓矢 葵  (大阪大学文学研究科 博士課程)


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◇活動記録


第1回研究会 2010年4月21日(水)14:00〜 

・原佑介
 ロラン・バルト「歴史とディスクール」
 *配布テクストあり(創思館事務室横のラック)
・大野藍梨―FW報告
・番匠健一―FW報告
 
第2回研究会 2010年6月5日(土)14:00〜

・岩間優希―博士論文の発表
 「ヴェトナム戦争と日本人ジャーナリスト――1965〜1967」
・鄭 卉芸―修士論文の発表
 「「家」における潜在的部外者の沈黙・呟き――呂赫若の『清秋』をめぐって」
・西川長夫―フランス調査の報告

第3回研究会 2010年7月3日(土)14:00〜

・弓谷葵―丸山真男論
 「丸山思想史における帝国日本ー戦時期丸山眞男の学問の意義について」
 *テクスト:『丸山眞男集』第1、第2巻所収の近世儒教論、福沢諭吉論

第4回研究会 2010年8月3日(火)14:00〜

・倉本知明
 「戦場におけるセクシャリティと身体‐田村泰次郎『蝗』と陳千武『猟女犯』の比較を中心に‐」
 *配布テクスト:田村泰次郎『蝗』、陳千武『猟女犯』
・番匠健一
 遠藤正敬(2010)『近代日本の植民地統治における国籍と戸籍―満洲・朝鮮・台湾』明石書店
 *配布テクストあり

第5回研究会 2010年9月17日(金)14:00〜

・大野藍梨―『生存学』投稿論文発表
 「フランス語圏カリブ地域の女性文学における黒人奴隷表象」
 *配布テクスト
 菅啓次郎「『フランス』の肌の傷」
 (石井洋二郎・工藤庸子編(2004)『フランスとその外部』東京大学出版会、所収)
 Pluie et vent sur Telumee Miracleの英文(一部フランス語引用あり)のイントロダクション
・岡田清鷹

第6回研究会 2010年10月16日(土)14:00〜

・小川浩史―「植民地責任」論について
 永原陽子(2009)『「植民地責任」論――脱植民地化の比較史』青木書店  *配布テクスト:序、1章、4章、13章
・番匠健一―「戦後責任論」について
 高橋哲哉(2005)『戦後責任論』講談社学術文庫   *各自ご購入ください
 小泉義之(2002)「他者のために生きる」旧未公開原稿
・鄭卉芸―コメント

第7回研究会 2010年10月25日(月)14:00〜 

<講師>崔勝久―民族差別と多文化主義
    加藤千香子―コメント

<講師紹介>1970年代の川崎において「日立就職差別糾弾闘争」を闘い、 その後も川崎市において地域活動を続けてこられました。 近年は、「外国人の差別を許すな!・川崎連絡会議」を通して 川崎市で起こるさまざまな問題に取り組む一方、 多文化共生に関する鋭い批評をされています。

*配布テクスト
 崔勝久「私の個人史」
 崔勝久「民族差別」とは何か、対話と協働を求める立場から―1999年「花崎・徐論争」(1)の検証を通して―」『季刊ピープルズ・プラン』近刊
 崔勝久「人権の実現についてー「在日」の立場から」『人権の実現』(斎藤純一編)最終原稿
 加藤千香子「1970年代の「民族差別」をめぐる運動」『人民の歴史学』
*参考文献
 崔勝久、加藤千香子 編(2008)『日本における多文化共生とは何か 在日の経験から』新曜社
 城島充(2003)『拳の漂流―「神様」と呼ばれた男ベビー・ゴステロの生涯』講談社

第8回研究会 2010年11月11日(木)16:30〜19:30 
 場所:諒友館(政策科学部棟)2階823号室

・ウィリアム・クライン監督『革命の夜、いつもの朝』上映会(98分)

 西川長夫―コメント
 大野藍梨―68年論について発表

内容:ウィリアム・クライン『革命の夜、いつもの朝』の上映会+西川長夫先生のコメント+大野藍梨「de Gaulle68年5月24日演説訳」
テクスト:今村仁司『近代性の構造』講談社選書メチエ、1994年
1968年は世界各地で同時代的に反乱がおきた年であった。今村はパリ五月革命が資本主義に対する告発であり、プラハの春は社会主義に対する告発であったと指摘している。
この時期には近代的な学問知/理性に対する懐疑が起こり、それが可視的な反乱という形で起こったのである。また、パリ五月革命はインドシナ戦争に続く、ベトナム反戦運動とも強く関連している。
この映画はドキュメンタリー映画であるが、重大な部分が欠落している。それは、5月30日のドゴールの演説(「引退しません」という演説)の後に、ドゴール派による大規模なデモが行われたことが写されていない。
上記のコメント、議論等が交わされた。

第9回研究会 2010年12月10日(金)14:00〜18:00 

・小川浩史―加藤周一・凡人会(2002)『テロリズムと日常性』青木書店
 *配布テクスト 第1章「9.11と1968年の精神』
・番匠健一―小熊テーゼ「1970年パラダイム転換」の検討
 *配布テクスト 小熊英二(2009)『1986〈上〉若者たちの叛乱とその背景 』第1、2章
 *参考資料 大野光明「反乱する若者たち」への応答」

第10回研究会 12月18日 14:00〜18:00 朴鐘碩さんを囲む会

<講師>朴鐘碩―日立闘争と日立闘争後の闘争
    加藤千香子―コメント

*内容:日立闘争において裁判闘争を闘い、入社後も日立内部において闘いを続けられてきた朴鐘碩さんから、ご自身の闘いについてお話していただき、その後、参加者をまじえて質疑・議論をおこないます。 この研究会との関連では、朴さんは「「植民地主義の再発見」(西川長夫著)を読んで」という文章を書かれていますので、是非ご一読ください(*下記「参考資料」参照)。

*朴鐘碩(パク・チョンソク)さんプロフィール
1951年、貧困家庭で9人兄姉の末っ子として愛知県で生まれる。県立碧南高校商業科卒。日本名「新井鐘司」と本籍欄に現住所を記入し日立製作所を受験。合格するも国籍を理由に採用を取り消され70年12月提訴。「在日」と日本人青年を中心として法廷内外での運動を展開し、国際的にも注目される。横浜地裁裁判は原告の主張を全面的に認め74年6月完全勝訴。日立に入社しコンピュータ技師として働く。利益を最優先し労使一体で労務管理を徹底する経営が自由にものを言えない社風を作ると捉え、非正規・派遣社員の不当解雇、偽装請負、欠陥製品、談合、過労による出社拒否・入院・人身事故などの問題は日立の構造的なものとして企業の社会的責任を主張する。2000年以降、組合選挙に立候補し、組合員の意思を反映した民主的な運営を求め、多くの組合員の共感を得る。 96年に「外国人への差別を許すな・川崎連絡会議」を結成。外国人を「準会員」(市長発言)としながら「共生」を掲げる川崎市の施策を批判し、開かれた社会を求める地域運動に参加。(『在日コリアン辞典』明石書店より)

*参考資料
・「続「日立闘争」―職場組織のなかで」『日本における多文化共生とは何かー在日の経験から』(崔勝久・加藤千香子編著、新曜社)
・「朴鐘碩のページ」 http://homepage3.nifty.com/tajimabc/new_page_90.htm
・「外国人への差別を許すな・川崎連絡会議」 http://homepage3.nifty.com/hrv/krk/index2.html
・「植民地主義の再発見」(西川長夫著)を読んで 朴鐘碩 http://anti-kyosei.blogspot.com/2010/12/blog-post.html

*第11回2011年2月26日(土)14時〜
@アラン・ルネ他監督『ベトナムから遠く離れて』観賞会
A岩間優希:『ベトナムから遠く離れて』解説
B小川浩史:エジプト情勢に関する報告

*第12回:2011年3月18日(金)14時〜
外部講師
加藤千香子氏「横浜市における自由社教科書採択をめぐって―教育基本法「改正」後の教科書問題―」(横浜国立大学教育人間科学部  人間文化課程( 人間文化講座)教授)
(研究課題)
・「大正デモクラシー」期における国民統合;「大正デモクラシー」,国民統合
・近代日本の地方都市構造史に関わる研究;地方都市
・世紀転換期における国民・ジェンダー規範の形成;国民国家 、 ジェンダー
(主な著作)
・「性差はどう語られてきたか―世紀転換期の日本社会を中心に― 」宮崎かすみ編『差異を生きる』 2009/01
・「日本における多文化共生とは何か―在日の経験から―」新曜社 2008/07早川紀代、江上幸子、李・ヒョンナン、加藤千香子編『東アジアの国民国家形成とジェンダー―女性像をめぐって―』 青木書店 2007/06
・金井淑子編『ファミリー・トラブル―近代家族/ジェンダーのゆくえ』 明石書店 2006/11
・歴史学研究会編『性と権力関係の歴史』 青木書店2004/04


◆成果および今後の活動
今年度は、とりわけ日本における今日まで続く排外主義の問題について考察を深められた。今後は、60代のヴェナム反戦運動やフランス68年五月革命と、現在進行中の北アフリカへの介入問題の関係について議論していきたい。


◇関連文献(作成中)


*作成:番匠健一
UP:2010/10/28 REV:2010/12/24, 2011/06/27, 2011/08/31, 2012/02/29

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