国際現場の最前線にふれる

インターンシップについて

充実した海外・国内インターンシップ

国際関係研究科では理論研究等に加えて、フィールドで学ぶことを重視しています。
国内・海外実習(インターンシップ)では本研究科とインターンシップに関わる協定を締結している機関において実習生(インターン)として派遣しています。インターンシップを希望する場合は、各機関の活動に見合った研究課題を有していることが必要です。派遣先にも、実習および研究成果をフィードバックすることが求められます。
なお、院生のインターンシップ活動を支援するため、2012年度より、単位型、非単位型のインターンシップについて、事前・事後指導と実施経費の一部補助を組み合わせて、「大学院博士課程前期課程研究実践活動補助金」による院生の支援を行っています。2012年度は、同制度のもと、院生が、United Nations Volunteer(ボン)、国際交流基金(東京)、JETRO(大阪)、OCHA(神戸)等においてインターンシップを行いました。

インターンシップの目的

  1. 学外の国際機関・企業等で研究および実務に携わることにより、高度な実践的力量および研究能力を養う。
  2. 外国で、あるいは外国人の中で社会生活を経験することにより、異文化理解を含む国際人としての基礎的素養を習得する。(海外実習の場合)
  3. 研究・業務・社会生活の諸側面から、高度国際職業人として求められる実践的な語学能力を身につける。

Students' voice

及川 竜太 さん

博士課程前期課程

及川 竜太 さん

インターン先企業:
日本貿易振興機構(JETRO大阪、事業推進課 国際企業連携班)

ビジネスの現場を経験したことが、転機に。

インターンシップでは主に外国企業に関西のエネルギー、水インフラ企業を紹介するための情報収集や、セミナー運営、海外バイヤーと国内企業を引き合わせる商談への参加を経験しました。対日投資を学んだことにより、研究テーマであるエネルギー問題と関連する国家と企業の関係、国家のサポートという新たな視点を得ました。対内投資のメリットとしてGDPの押し上げ、雇用の確保、イノベーションの促進があり、どの国も投資の呼び込みが課題であることを知りました。今後は他国の貿易介入、支援例をリサーチし、研究を発展させていきたいです。

また、国際舞台で活躍されている職員の方の仕事に対する意識の高さ、視野の広さ、語学力の高さを感じたことで、英語で議論を行えるようになりたいというモチベーションが生まれ、語学の勉強に熱心に取りくみ多くの授業を英語で受講するようになりました。ディスカッションでは分からないこともありますが、普段から留学生と交流する機会を積極的に持ち、コロンビア大学で開催された学会にアメリカ・スペイン・台湾からの留学生と共に応募し、論文を発表する機会にも恵まれました。
国際舞台で働くということは世界にある多くのビジネスチャンスを活かし、リスクに対処するということであり、そのためにも国際関係学の観点から世界の政治・経済・社会・歴史について学びを深めていきます。


中村 碧 さん

博士課程前期課程

中村 碧 さん

インターン先企業:
国際交流基金(情報センター)

経済外交と文化外交の繋がりに現場でふれる

4週間のインターンシップでは広報活動と顕賞事業を中心に広報関係の様々な業務に携わることができました。具体的には国際交流基金賞の広報物や招待状作成、定例広報会議の準備やサポート、ウェブマガジン英語版のフライヤー作成、公式ブログの更新や各種の報告会、講演会、記者会見と実に様々な経験をさせて頂きました。

私は特にアジアにおける地域経済統合を中心に、経済関係からみる日本の外交政策を研究しています。現場での業務を通して、日本の外交政策を考えるにあたり、経済や安全保障といったハード面に対し、文化・芸術、伝統等の交流促進などソフト面の取り組みが外交政策にどのような影響を与えているかについて、経済外交と文化外交の繋がりを実感できることができ、大変有意義なものとなりました。
国際援助機関、国際的な組織の役割や存在の意義・目的を知ったこと、実際に働いておられる方々から伺った経験談やアドバイスを通じ、自身のキャリアビジョンがより明確になりました。