2010年度 司法試験合格者発表を受けて
2010年度 司法試験合格者発表を受けて
立命館大学
法務研究科(法科大学院)
研究科長
松宮 孝明
立命館大学法科大学院
2011年度 第6回司法試験結果
受験者数 262名
最終合格者数 40名
合格者数順位 15位
全国の合格者数 2063名
(受験者8765名)
 
研究科長メッセージ

 立命館大学大学院法務研究科(立命館大学法科大学院)は、「地球市民法曹」の養成を理念とし、「理論と実務」の架橋を意識した法学教育に教員、学生とも真摯に取り組んできました。この点では、私たちは、新しい法曹養成制度の理念に忠実な教育を行ってきたと自負しております。

 このたび、第6回の新司法試験においては、合格者数において全国第15位となる、40名の修了生が合格しました。合格された皆さんには、心よりお祝い申し上げます。充実した司法修習を経て「地球市民法曹」として法曹界などにおいて大いに活躍されることを祈念しております。また、今回惜しくも不合格に終わった皆さんには、来年度の合格に向け奮闘されることを期待いたします。もちろん立命館大学法科大学院としても全面的な支援を行います。

 さて、今年の新司法試験では、昨年度の47名を下回る40名の合格者という残念な結果となりました。とりわけ、修了後1年目および2年目の合格者数が、思うように伸びていません。これは、正規の在籍年限内での教育を一層充実させる必要を示す事実であると同時に、その後の継続的学習の重要性を示す事実でもあります。その意味で、最大の新司法試験対策は、法科大学院からすれば法科大学院での教育の充実であり、学生からすれば法科大学院での学習に打ち込み、それを踏まえて継続的に学習に励むことであることに変わりはありません。したがって、立命館大学法科大学院は、法科大学院での教育内容・方法の一層の改善を進め、また、より丁寧で行き届いた教育・指導を行うよう努めたいと思います。

 そのために、教員は、引き続き、授業においてレポートや中間テストに対する添削指導を行い、クラス単位での面談と指導をし、オフィスアワーで学生の質問に答えるなど、精力的に指導にあたる覚悟です。また、協力講師である弁護士の先生方による自主ゼミも一層充実させます。さらに、これをサポートする事務体制を強力なものとし、教職員一丸となった取り組みが、全体として、学生・修了生の意欲と学力を高め、学生・修了生の努力と相まって、さらなる飛躍につながるものと確信しております。それはまた、新しい法曹養成制度の理念に忠実な教育をより推進し、名実ともに「法曹養成に特化したプロフェッショナル・スクール」と言えることを目指すということでもあります。

 関係各位の変わらぬご支援をお願いいたします

 

2010年9月8日

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