2009年秋のRIMO研究会

2009年秋のRIMO研究会のご報告
日 時:2009年11月29日(日)16:30〜
場 所:立命館大学 朱雀キャンパス・中川会館3階教室
講 師:大和ハウス工業株式会社 代表取締役 村上健治 様
テーマ:「 若き校友に伝えたいもの ― 私の座右の銘から 」
懇親会:終了後、7階レストランにて


 RIMO研究会ではこのたびセミオープン・セミナーとして、大阪校友会会長で大和ハウス工業株式会社・代表取締役社長の村上健治様をお迎えし、秋のRIMOセミナーを開催しました。 セミナーでは会員のほかに大阪校友会や大和ハウス工業の皆さんも多数お越しいただき大変なごやかな盛会となりました。 セミナーの中で村上社長は、「住宅はすべての内需拡大を支える業界である」と述べ、経済環境の厳しい中でも価値のある優良企業であるためには、何より「士気の高揚」を重視していると、ご自身の経営方針やご活躍ぶりをお話しされました。 そのような中で大和ハウスは上期公表の数値を見事クリアし、大プロジェクトである中国大連での富裕層向けマンションの建設計画についても一丸となって取り組んでおられる様子を語り、会場もますます熱い空気に包まれます。 また、立命館大学校友会や大阪校友会で、長らく重責を果たしておられることについて、「職場で一人の校友先輩と出会い、熱心に誘っていただいて立命館を愛するにいたった。母校が盛り上がることは全国の校友の大きな士気・勇気となる。」と仰り、立命館への温かいエールを下さいました。 学校と財界そして校友が力を合わせ、今後もますます元気な立命館であるように支えてゆく想いを皆で新たにしました。 さらに立命館大学時代の尊敬する父上との想い出を語り、それがご自身の大きな成長の源となり子育ての大切な柱になっておられると、「人間万事塞翁が馬」のことわざをもとに、経営者のみならず家庭人としても豊かな土台に支えられているご様子を伺いました。 最後に「素晴らしいと感じる人の共通点」として「人間力」をあげ、「志を土台に誠実に人に尽くし、人望・人徳を持つ」ことの尊さを述べられました。大きく構えて堅実に挑戦できる「器量」を養う意味を、日々のご活躍ぶりから学ぶことができました。 続いての懇親会では大勢の校友との名刺交換や楽しいお話に盛り上がり、大阪校友会の糸田川副会長からの沢山の徳島名産品をお土産に頂き、 校友会ネットワークの温かい広がりに心から感謝するひとときとなりました。
(2005年修了 中田真理子)




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