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先生のお薦め本
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松浦 総一先生(経営学部)お薦め本

  
 松浦 総一先生の研究概要
   

      ◆今回のテーマ :会計の本質を楽しく理解する。

『決算書の暗号を解け! : ダメ株を見破る投資のルール』
   勝間和代著(ランダムハウス講談社 2007)

 一見すると優良企業のように見える決算書でも,実は危ない会社かもしれない。企業は様々な手を駆使して,自分の決算書を良く見せようと努力しています。そんな決算書を見分ける方法が数多く解説された興味深い一冊。この本を読んで,企業が決算書に隠した暗号を解いてみてください。


『財務会計・入門:企業活動を描き出す会計情報とその活用法』
   桜井久勝・須田一幸著(有斐閣 2010)

 会計に興味が出てきたら,会計に関するルールを勉強してみましょう。どんなに面白い スポーツでも,ルールを知らずに見ていたら面白さは半減でしょう。本当の会計の面白さを体感するためにも,会計ルールを理解することをお勧めします。


『最新会計学のコア』
   岡部孝好著(森山書店 2009)

 一通りルールの勉強が終わり,ルールを深く勉強するよりも,そのルールの中で人々が どのようにプレーするのかを分析することに関心がある人は,この本を読んでみてください。 著者の先生曰く,「野球やサッカーのルールを深く勉強するよりも,ルールの中でプレーする 選手の行動を勉強した方が面白いやろ?会計も同じや。」だそうです


『財務会計の理論と実証』
   ウィリアム・R・スコット著(中央経済社 2008)

 北米で広く用いられている学部上級から大学院1年生向けのテキストが翻訳で登場。本学の西谷順平先生も翻訳に参加しています。ミクロ経済学という視点から会計を分析した貴重な一冊です。内容の充実度と水準の高さのため,読みこなすのはかなりしんどいですが,このテキストを理解すれば,世界で戦える会計知識を得ることができます。ぜひチャレンジしてください。


『会計操作 : その実態と識別法、株価への影響』
   須田一幸, 山本達司, 乙政正太編著(ダイヤモンド社 2007)

 経営者はなぜ粉飾決算や利益操作といった行動を行うのか?どのような方法で行うのか? 投資家は経営者にだまされているのか?膨大なデータを分析することにより,このような問題に対する解答を提示した研究が多く掲載されています。会計学はお金を勘定したり,帳簿を 作ったりする学問ではない,ということを認識できる興味深い1冊です。 統計学の知識が必要です。


『その数学が戦略を決める』
   イアン・エアーズ著(文藝春秋 2007)

 会計とは関係ないですが,膨大なデータを分析することにより,誰もが気づかなかった事実を明らかにするという,データマイニングの興味深い事例が紹介されている興味深い一冊。 ソムリエ v.s. 計量経済学者の話は必読。データを分析する仕事や研究に関心がある学生は是非。数学や統計の知識はほとんど必要ありません。


『ゲーム理論で勝つ経営 : 競争と協調のコーペティション戦略』
   アダム・ブランデンバーガー&バリー・ネイルバフ著(日経ビジネス人文庫 2003)

 物事の本質を見極めるために重要なツールとして,ゲーム理論があります。 映画「ビューティフル・マインド」で有名になりましたが,経営学にも非常に大きな革命を 起こした学問です。ゲーム理論は本来数学の一分野であったことから,専門書を開くと数式 ばかりでとても読む気になりません。しかし本書は数式を全く使わずに,経営の事例を多く 利用しながらゲーム理論を学ぶことができる非常に優れた良書です。


『戦略的思考の技術:ゲーム理論を実践する』
   梶井厚志著(中央公論新社 2002)

 戦略的思考の技術として,ゲーム理論さらには契約理論と呼ばれる学問を非常にわかりやすく,かつ正確に教えてくれる貴重な1冊です。値下げシールが商品に張られるのを待つ主婦と値段を気にしない会社帰りの男性とのスーパーにおける駆け引き,という興味をそそるストーリーが一気にゲーム理論の世界に引き込んでくれるでしょう。


『経済学的思考のセンス : お金がない人を助けるには』
   大竹文雄著(中央公論新社 2005)

 経済学は何に役立つのか。様々な興味深い問題を経済的思考により分析している経済学入門書。「いい男は結婚しているのか?」「年功賃金はなぜ好まれる?」といった身近な疑問を経済学という道具で分析し,実際のデータから結果を導いています。この本を読んで経済学的思考に関心を持ったら,会計問題を経済学的思考で分析してみてください。


『これからレポート・卒論を書く若者のために』
   酒井聡樹著(共立出版 2007)

 経済学的な思考方法を身につけ,会計の本質を議論することができれば,次はその知識を アウトプットするためにレポートや卒論を作成してみましょう。しかし,レポートや論文には 作成のマナーがあります。マナーを守らないレポートや論文は,たとえ内容が優れていても評価が低くなります(最悪,読んでさえもらえない)。そんな事態を避けるためにも,正確な文章作成能力を学生のうちに身につけておいてください。



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