紀要 12巻3号 2000年11月
 
目次 執筆者一覧
 
特集 秋季企画:少数者からの意見をどう聴きとどけるか
  ネグリチュードからクレオール性へ:
エメ・セゼールをめぐって
 ジャン・ベルナベ
三浦 信孝
西 成彦(司会)
 (1)
       
比較文化研究
  多文化主義とアイデンティティ概念をめぐるニ,三の考察
−アイデンティティ論のために−
西川 長夫 (23)
  イデオロギーとしてのアイデンティティ 
−1970年代消費社会に即して−
伊東 章子 (37)
  アメリカ高等教育の国際交流に関する考察
−留学生交流の展開と課題−(上)
榊田 美起子 (53)
  フランス語と<<フランコフォニー>> 
−フランス語勢力圏、再生への模索−
岡本 千津 (73)
  植民地の日本語−抵抗と受容
−台湾1845〜1945−
羽生(磯村)美保子 (95)
  継承される差別
−「ジプシー概念」とドイツにおける「ジプシー政策」をめぐって−
大里 堅太 (113)
  反帰省小説としての『帰去来』
−国木田独歩における「連続」と「驚き」−
花森 重行 (129)
  ボナパルティズム論から国民国家論へ
−西川長夫の業績をめぐって−
今西 一 (143)
  編集後記に代えて−誌上論評   (153)
       
個別論文
  ブルーストの神話学 鈴木 祥史 (161)
  「国民革命」論の系譜学 川上 勉 (171)
  論字族 愛新覺羅 烏拉煕春 (183)
  Phonological experience:Feature identification,system
distribution,and target delimitation
Leah GILNER
Francisco MORALES
(197)
  Formalizastion of the Chinese Words and Phrases 周 荐 (205)
  日本人の遠慮と中国人の遠慮 
―日中文化相違に関する一考察―
趙 静 (211)
  廃墟・混沌への光:歴史・生命衝動の表現・超越の可能性(上)
−中ハシ克シゲ『あなたの時代』に即して−
夏 剛 (221)


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