紀要 23巻1号 2011年9月
 
   
目次  執筆者一覧  
   
ヴァナキュラー文化研究会:
語りえない人々の語りに関する超域的研究
 
  「語られたこと」と「語られなかったこと」
―序文に代えて―
ウェルズ恵子 pp. 1 - 2  
  アメリカの「民俗」と「口承性」
―バラッドにおける差異の構築とナショナリズム―
小長谷英代 pp. 3 - 13  
  笑いと回復のための語り
―ゾラ・ニール・ハーストンの『騾馬と人間』を読む―
ウェルズ恵子 pp.15 - 29  
  あるアボリジナル・コミュニティの文化運動
―クリル・クリル儀礼とワーマン派絵画の誕生―
佐藤 渉 pp.31 - 46  
  日系アメリカ人強制収容とアンセル・アダムズの写真記録 荒 このみ pp. 47 - 90  
  戦後日本のメディアイベントにおける消費文化の「語り」
―東京オリンピックと日本万博を通して―
関口英里 pp. 91 - 101  
  戦争被害と感情の記憶をめぐる省察
―731部隊遺跡保護運動が語る記憶の傷痕―
田中 寛 pp. 103 - 125  
  遊牧民女性の技と記憶
―西北アナトリア,ヤージュ・ベディルの人びととの交流から―
江川ひかり pp. 127 - 139  
  共有された半球を書く
―アジア=オーストラリア小説の近年の動向―
アリソン・ブロイノウスキー/佐藤 渉(訳) pp. 141 - 148  
国際日本文化研究理論研究会:
日本文学研究理論の構築―フランス―
 
  はじめに 中川成美 pp. 149 - 149  
  フランス語で書く日本現代文学史
―その条件と可能性―
坂井セシル pp. 151 - 160  
  質疑応答 西 成彦(司会)/西川長夫,中川成美(コメント) pp. 161 - 172  
   
   
個別論文  
  Feedback Provision in L2 Writing Classes:
The Use of Poster Presentations to Fill a Gap
Matthew COOMBER pp .173 - 194  
  認知言語学的アプローチによるスペイン語語彙学習・指導に関する新提案(その2)
―「メタファー」の導入―
福森雅史 pp .195 - 217  
研究ノート  
  会話テスト練習における2度質問の分析から見えるもの
―プロフィシェンシ―のためのフィードバック内容を探る―
清水昭子,板井芳江 pp .219 - 228  


<<一覧に戻る


[この画面を印刷]