東欧の20世紀  
著者・編者: 高橋 秀寿,西 成彦  編
出版社: 人文書院
発行年: 2006/04
定価: ¥2,520 (税込)
 
目次
 
  1
  国民化の暴力―マイノリティの創出と排除(「マイノリティ」を「保護」するということ―国際連盟によるシステム化と支配の構図
  何も終わってはいない―東ガリツィアにおけるホロコーストの記憶をめぐって
  マイノリティとしてのチェコのコマ―非ロマとの関係をめぐって)
  2
  複数の故郷―越境する文化と記憶(「アメリカ」の誕生、またはもう一つの失われた故郷―ボヘミアからミネソタへ
  多言語的な東欧と「ドイツ人」の文学)
  3
  問われる“国民の歴史”―体制の転換と記憶の転換(隣人の記憶―ポーランドにおける「過去の克服」とドイツ
  ノスタルジーか自己エンパワーメントか―東ドイツにおける「オスタルギー」現象
  社会主義国家の建国神話―『戦艦ポチョムキン』から『グッバイ、レーニン!』まで
  中央ヨーロッパの歴史とは何か―異端派サークルにおける現代史論争
  地域史とナショナル・ヒストリー―バルカン諸国共通歴史副教材の「戦略」)
   
  レビュー
  帝国、国民国家、マイノリティ、民族自決、ホロコースト、民族浄化、ユダヤ人、ロマ、社会主義国家、分裂と統合、記憶、歴史…世界の縮図としての東欧は激動の世紀をどう生きたか。国民国家・帝国の躓きの石。
(「BOOK」データベースより)
  帝国、国民国家、マイノリティ、民族自決、ホロコースト、民族浄化、ユダヤ人、ロマ、社会主義国家、分裂と統合、記憶、歴史…。世界の縮図としての東欧は激動の世紀をどう生きたか。第一線の研究者11名による論集。
(「MARC」データベースより)
   
  編者紹介
  高橋 秀寿
立命館大学文学部教授。ドイツ現代史。1988‐91年にケルン大学留学。2003‐04年にベルリン工科大学の反ユダヤ主義研究センターに所属。ドイツにおける記憶の文化に関する調査を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
  西 成彦
1955年生。東京大学大学院修了。立命館大学大学院先端総合学術研究科教授。比較文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


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