労働のジェンダー化―ゆらぐ労働とアイデンティティ  
著者・編者: 姫岡 とし子,中川 成美,
池内 靖子,岡野 八代  編
出版社: 平凡社
発行年: 2005/03
定価: ¥3,150(税込)
 
目次
 
  1
  制度化された「労働のジェンダー化」(ジェンダー視点による労働法の再構築
  女性保護法における「かよわき女性」の構築
  労働組織におけるジェンダー分析)
  2
  セックスワークは「労働」か?(「労働」概念に何がかけられているのか
  娼妓解放と青鞜フェミニズム
  セックスワーカーの運動―それでも現場はまわっている
  セックスワークの脱神話化?―リジー・ボーデンの『ワーキング・ガールズ』を中心に)
  3
  ゆらぐ「労働」とそのイメージ―資本制下における労働概念批判(アンペイド・ワークと労働概念の変容
  逸脱する女の非労働―坂口安吾「青鬼の褌を洗ふ女」をめぐって
  女性労働表象としての“聖なるビッチ”―ジョーン・クロフォードとハリウッド映画産業の文化構造)
   
  レビュー
  従来の労働における性差別のような制度化されたジェンダー構造だけでなく、セックスワークやアンペイドワークのような労働概念そのもののゆらぎについても分析する。
(出版社/著者からの内容紹介)
  制度化された「労働」の批判。家事労働からセックスワークまで、労働のなかの“女/男”をジェンダーの視点から分析する制度・言説・表象の政治学。
内容(「BOOK」データベースより)
  家事労働からセックスワークまで、労働のなかの「女・男」をジェンダーの視点から分析する、制度・言説・表象の政治学。立命館大学が2001年から3年間にわたって行った同名シンポジウムをもとに作成。
(「MARC」データベースより)
   
  編者紹介
  池内 靖子
1947年生。奈良女子大学大学院文学修士。立命館大学産業社会学部教授。演劇論、ジェンダー論
  中川 成美
日本近現文学・文化論。立命館大学文学部
  岡野 八代
西洋政治思想史。立命館大学法学部


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