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立命館現代中国研究会
研究代表者: 法学部教授 宇野木 洋
 現代中国(今現在の同時代の中国といった意味も含める)が、あらゆる領域で、研究対象として注目を集めているのは断わるまでもない。それは、現在のグローバル社会における中国自身の政治・経済的なプレゼンスの大きさにもよるが、同時に、文革終結以来の約30年という短期間において急激な変化と急速な成長を遂げた中国は、それ故に、各領域に種々の興味深い問題群(矛盾も含む)を現象させており、その解明は、中国のみならず、日本の過去・現在・未来への考察にも直結している課題となっているからではないのだろうか。

 こうした問題意識の下に、この間、本学の各学部・各領域で増加しつつある現代中国関係研究者(主として人文科学・社会科学領域が中心だが)が一堂に会して、各自の研究テーマを交流し合うことから出発して、共通する新たなテーマ、人文科学と社会科学の協力が不可欠な重要テーマを探りながら共同研究を進めていき、最終的には本学ならではの研究プロジェクトに成長していければ、といった意図から本研究会を発足させたと言えるだろう。将来的には、現代中国に関わる研究・教育領域の新たな展開(一例のみ挙げれば「現代中国研究センター」的なもの構想など)にも繋げていければ、との夢も抱いている。

 そのためにも、本学の現代中国関係研究者のネットワークづくりと共同研究の場として、着実な実績を積み重ねていくしかないだろう。現代中国に関心をお持ちの皆さんの参加と参画を心より期待したい。

2008年度活動報告
 本研究会は、08年9月に発足されたばかりである。この間、本学の各学部・各領域で現代中国研究者(主として人文科学・社会科学領域が中心だが)が急増しているにもかかわらず、一堂に会して各自の研究テーマを交流し合う場が存在しなかったことは、本学の位置や果たすべき役割から見て問題ではないか、という声が挙がったことが契機となった。 9月18日、人文・社会科学研究の共通基盤ともいうべき「言語(中国語)」をめぐる問題群に関して、5月より赴任された中川正之特別招聘教授(日本中国語学会前理事長)を報告者に、最初の研究会を開催した。研究会における方向性に関わる議論の場で、今後、各自に共通する新たなテーマ、人文・社会科学の協力が不可欠な重要テーマを探りながら共同研究を進めていくことの重要性が確認され、本研究会が発足した。その後の議論を通じて、「高度情報化」を切り口に、同時代中国の「社会・文化的変容」を探っていくことが、当面の研究テーマとして据えられたのだった。08年度は本研究会の「前史」的活動に留まったが、本学の現代中国研究者の、専門領域を超えた組織化という点では、まさに画期的だったと言えよう。

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