HOME 国際地域研究所について 研究プロジェクト 刊行物 講演会・シンポジウム

HOME 研究プロジェクト 2012年度 トランスナショナル移民研究会
トランスナショナル移民研究会
研究課題:環太平洋地域におけるトランスナショナル社会空間の重層的形成
研究代表者:国際関係学部准教授 南川 文里
 近年の移民研究では、移民が出身国・移住国のあいだに持続的な社会関係を結ぶことを可能にする「トランスナショナル社会空間(transnational social space)」の存在が強調されている。トランスナショナル社会空間は、移民の個別ネットワークだけでなく、国境を越える諸制度、送出国・受入国の政策、そして植民地支配の歴史や国際投資や企業活動など、複数の国民国家を巻き込んで歴史的に構成されてきた政治的・経済的・社会的相互関係によって成立する。本研究は、なかでも、複数の移民集団(在外日本人・日系人、フィリピン人、華人、韓国人など)が重層的な関係を結ぶ過程に注目して、東アジア・北米・南米などを結ぶ環太平洋地域におけるトランスナショナル社会空間の生成とその変容を明らかにする。

2012年度研究会
第1回  若手研究者オープンセミナー
日時  2012年5月25日(金)17:00~ 
場所  学而館第2研究会室 
研究者紹介  南川 文里 (国際関係学部)
 永田 貴聖 (衣笠総合研究機構PDフェロー)
 石田 智恵 (先端総合学術研究科博士課程)
 モリ カイネイ (先端総合学術研究科博士課程)
 李 定恩 (国際関係研究科博士前期課程)
 久保 忠行 (日本学術振興会特別研究員PD・京都大学)
 松盛 美紀子 (同志社大学アメリカ研究科博士後期課程)
 松谷 実のり (京都大学文学研究科社会学専修博士後期課程・
         上海交通大学客員研究員)
 瀬戸徐 映里奈 (京都大学農学研究科博士後期課程)
 佐藤 量 (R-GIRO・PDフェロー)

第2回  合評会『トランスナショナリズムとナショナリズム』
 (佐藤成基編、法政大学出版局)
日時  2012年7月25日(水)13:00~15:00 
場所  創思館

第3回  方法としてのトランスナショナリズム:
 移民研究の視点から

 チラシのダウンロード
日時  2012年11月23日(水)14:00~18:00 
場所  キャンパスプラザ京都6階第1講習室
話題提供者  大井由紀 (南山大学) 
   柏崎千佳子 (慶應義塾大学)
ディスカッサント  永田貴聖 (衣笠総合研究機構PD)

第4回  「複線的移動」から現代の国際移動を読み解く(仮)
 ※修士論文構想発表
報告者  李 定恩 (国際関係研究科博士前期課程)
日時  2012年12月21日(金)16:30~18:00 
場所  創思館406

第5回  境界の再編―米国の難民定住地での繋がりのかたち
報告者  久保 忠行 (日本学術振興会特別研究員PD・京都大学)
コメンテーター  南川 文里 (国際関係学部)
日時  2013年3月15日(金)17:00~18:45
場所  学而館第2研究会室
報告の要旨  本報告では、タイの難民キャンプから米国へ再定住する難民の移動と初期定住過程を、トランスナショナリズム論を批判的に検討しつつ考察する。難民の再定住は、国連が仲介する支援プログラム(第三国定住制度)として実施される。他方で、移動を促す背景にはタイと再定住地とをむすぶインフォーマルなネットワークも作用している。報告ではこのネットワークとともに、再定住地での暮らしの再構築過程を明らかにする。初期の定住過程では様々な困難に直面するが、そのさいに用いられるのは移動ネットワークにみられるようなナショナルなつながりだけではなく、現地で再編される社会関係がある。
  ※研究会の後、大学付近にて懇親会を予定しております。

2014年度2013年度2012年度


Home | Contact | Link Copyright (c) 2008 立命館大学国際地域研究所 All Rights Reserved.