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イノベーション・マネジメント研究センターの沿革と目的

現代社会は、知識社会化が一層の進展をなしていく中で、先端的知識を用いてイノベーションを起こすことが重視されています。このような中、「イノベーション・マネジメント研究センター」は、2008年4月に、これまでの「経営戦略研究センター」を発展的に改組し、新市場の開拓や組織の改革など経営活動全般にわたるイノベーションとそれらの諸分野について、組織においていかにマネジメントしていくのかを研究し、これを社会に還元していくことを目的として設立されました。具体的には次のような活動を行ってまいります。

研究活動

本研究センターでは、標準化戦略やイノベーション・システムといったテーマを中心とした「ものづくりとイノベーション」の研究を推進するとともに、これを支える「サービス・マネジメント」「マーケティング・マネジメント」の二つの分野についても取り組みを行ってまいります。

■ ものづくりとイノベーション
「ものづくり」は、海外への工場移転に伴う技術移転、経営の国際化に伴う異文化経営など、日本企業の置かれている状況に伴って、様々な研究分野が課題として挙げられてきました。近年は、製品分野によっては、コスト面で海外企業と競争をすることが難しいものもあり、より広範なイノベーションが求められつつあります。このような中で、とりわけ、(1)ものづくり戦略、(2)イノベーション・システムを中心として「ものづくりとイノベーション」についての研究活動を構想しています。

  1. ものづくり戦略
    顧客が必要とする商品を提供することが、ものづくりに求められる社会的役割であり、ものづくり能力をビジネスモデル化することが、現代企業の今日的課題です。 また、現在の社会システムの中では、企業組織が市場でより有利な地位を保って生き残っていくために、国際的な基準に従い、また積極的にその基準となるものを生み出していく必要があり、これらの研究をより深めていきます。
  2. イノベーション・システム
    国(地域)の制度や企業などの関係者など、多くのものを含む社会システムそのものが、どのようなイノベーションの制約要因となり、またイノベーションの発展の促進要因となっているのか、そしてこれらの要因を踏まえた上で、実際の国(地域)独自のイノベーションがどのようにマネジメントされながら生み出されているのかを研究します。

■ サービス・マネジメント
「ものづくり」を支える分野として、「サービス・マネジメント」の研究を進めていきます。産業分野のみならず、スポーツや観光、医療、自治体など幅広い範囲を対象とします。

■ マーケティング・マネジメント
「ものづくり」の方向付けを行うものとして、「マーケティング・マネジメント」の研究を進めていきます。特にデザインや環境、地域、NPOといったキーワードや、マーケティングやイノベーション、マネジメント等に関して経営的な観点から見て大きな影響を与えてきたドラッカーの経営思想などについて研究を行います。

メンバー

■ センター長
徳田昭雄(経営学部 教授)

■ 副センター長
金森絵里(経営学部 教授)・ 播磨谷浩三(経営学部 教授)・ 吉田満梨(経営学部 准教授)

■ 運営委員
八重樫文(経営学部 教授)・ 善本哲夫(経営学部 教授)