過年度受講生の声#02

株式会社クレオテック ライブラリーサービス部
【2017年度受講】
藤谷 篤 Atsushi Fujitani

「政策立案トレーニング」受講を通して感じたこと、得られたことを教えてください。 「政策立案」とは、PDCAサイクルで言えば「P:PLAN」に該当します。それまでも仕事の中でPDCAサイクルを実践していた、いや、実践しているつもりでいた私は、「PLAN」を改めてトレーニングするということに、はじめは懐疑的に捉えていたところもあったと思います。しかし、段階を踏んで学んでいくうちに、それまでの私は事の本質を掘り下げ切れていなかったことに気付かされました。「現状を正確に把握」し、「多角的な視点」で「事の本質を分析」し、「原因を特定」することで、はじめてその対策を立てることが可能となります。「PLANを立てるプロセス」を確実に踏むことの重要性を再認識しました。

「政策立案トレーニング」受講後、政策立案の姿勢や仕事への向き合い方がどのように変化したか、教えてください。 あくまでも政策立案トレーニングは学びの場であり、実はその後の実践が問われます。諸問題を解決するために政策を掲げることが目的ではなく、掲げた政策を実行し、諸問題を解決していく、そのサイクルを生み出すことが重要です。しかし、それを本番で実践していくことは想像以上に困難です。日々環境や状況も変化しますし、組織として推進していくための働きかけも必要です。問題を解決する(成果としてアウトプットする)ためには、問題を解決するための政策を立てられるよう、常に学び続ける(インプットし続ける)必要があります。それはつまり、自己の改善PDCAサイクルを構築できるかどうかが問われていることに等しいと思います。

今後の研修受講者へメッセージをお願いします! 一定期間とは言え、経常業務に加え取り組むわけですから、負担に感じることもあると思います。しかし、前向きに捉えるのであれば、「負荷なくして成長なし」とも言えます。プログラムを修了された時には、何か必ず得られるものがあります。それは知識や手法に留まらず、共に学び励まし合うことで、相互に切磋琢磨し合えた仲間たちかもしれません。自らが取り組む姿勢で得られるものが変わってくるものと思います。