この頃の大学評価・IR室

教職研究科が認証評価を受審しました

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天狗先生

専門職大学院は、教育課程や教員組織等その他の教育研究活動の状況について、5年以内ごとに認証評価を受審することが法令上定められています(学校教育法第109条第3項、学校教育法施行令第40条)。

本学には3つの専門職大学院があり、そのうちの一つである教職大学院(教職研究科実践教育専攻)は、教員養成評価機構による認証評価を2021年度に受審しました。

本学の教職研究科は、20174月、西日本の私立大学単独としては初めての教職大学院として開設されました。本学のキャンパス所在地に対応して京都府、京都市、滋賀県、大阪府、大阪市と、府県を超える5つの教育委員会の連携協力によって運営される教職大学院であることも全国で初めての試みです。さらに、教育学部を母体としない独立研究科であるため、開放制教員養成を重視し、一般学部からの進学者が多いことを前提に設計していることも本研究科の大きな特長です。

認証評価においてもカリキュラムの柔軟性や個々の学生に合った適切な指導、キャリア支援、現職教員の資質・能力育成への貢献等が評価され、教員養成評価機構の教職大学院評価基準に適合していると認定されました。

本学の内部質保証推進組織である自己評価委員会では、他の外部評価と同様に、専門職大学院認証評価での指摘事項についても、毎年度、改善状況をモニタリングしています。教職大学院の認証評価事業では、指摘事項に対しての改善計画を提出することは求められていません。しかし、教職研究科の認証評価結果の概評で指摘された収容定員充足率の改善等については、本学の自律的な取り組みとして、今年度以降、モニタリングの対象としていきます。本学ではこのように、認証評価や外部評価での指摘事項を確実な改善・向上につなげる仕組みを構築しています。

 教職大学院の認証評価結果は、以下のリンクからご覧いただけます。

https://www.ritsumei.ac.jp/gspte/data/