立命館大学 経営学部

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ゲストスピーカー(特別講師)による特別授業

2021/09/16

パタゴニア主催【Virtual Worn Wear College Workshop @立命館大学】特別授業 (特別講師:パタゴニア日本支社 戦略企画シニアディレクター 南部英氏、パタゴニア アンバサダークライマー 倉上慶大氏)@専門演習Ⅲ/依田祐一教授(2021年7月21日)


南部氏の講義



倉上氏の講義


 環境アクティビストカンパニーであるパタゴニア社主催のワークショップ形式のバーチャル特別授業が行われました。特別講師として、パタゴニア日本支社 戦略企画シニアディレクター 南部英氏とパタゴニア アンバサダークライマー 倉上慶大氏の2名にご講義していただきました。またパタゴニア社のお力添えで、有志の学生チーム主体の運営にチャレンジしました。


学生による運営の様子


 同社では、環境負荷を削減する効果的な方法をWorn Wearを通じて啓発されています。Worn Wearとは衣類をより長く使ってもらうためのプラットフォームであり、私たちの消費を減らし、すでに所有している衣類をより長期間活用することを促進しています。

 南部さんや倉上さんからはパタゴニアの環境に対する取り組みやWorn Wearの概念だけでなく、私たちが環境に対する課題意識を高く持つことの大切さも教えていただきました。授業内では、パタゴニア社の従業員の方々がリペアレッスンをしていただき、実際に針と糸を用いて自分達の手で修理をすることで、衣類を長く着続けることの大切さや楽しさを実感できました。また、グループディスカッションを通じて、「責任ある消費」とは何か、お互いに意見交換し、理解を深めることができました。


リペアレッスンの様子


 あなたにとって「責任ある消費」とは何でしょうか。  モノや情報が溢れ、何でも気軽に消費できる現代だからこそ、この問いを考えることが大切なのではないかと私は思います。そして、それが実際に行動に移すことへと繋がり、人々へ伝播していくことで、「サスティナブル」な社会を実現できると信じています。様々な取り組みを通じて、「責任ある消費」への理解、共感、行動を促す機会を提供し続けているパタゴニア社の従業員の方一人一人の熱い想いと信念に大きく心を動かされました。

詳しくはコチラ: https://sites.google.com/view/test-wornwear21/


(文:経営学部経営学科4回生 前澤里咲)