立命館大学 経営学部

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学びを深める(3回生)

経営学部での学び2

  • 1回生 学びを知る
  • 2回生 学びを広げる
  • 3回生 学びを深める
  • 4回生 学びをまとめる

木下ゼミ

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  • マーケティング
  • ブランディング
  • プレゼンテーション

木下 明浩教授

マーケティング、流通についての文献を読み解き、毎授業でプレゼンテーションを行います。

1マーケティングについての学術論文を読み解こう。

私の専門はマーケティング、流通です。ゼミでは現代マーケティングを特徴づける理論として、ブランドマネジメントを中心に、サービス・ドミナント・ロジック、グローバル・マーケティング、リレーションシップなど幅広い分野を取り上げています。

3回生のゼミでは事前に学術文献を読み、報告グループの学生が報告用資料を作成し発表します。その他の学生は文献の要約・論点提示・感想をレポートに書いて提出するといった課題が毎回の授業で課せられています。報告グループの発表が終わった後に、質疑応答の時間を設けていますが、必ず全員が一度は発言するように決めているので、抽象的な概念の理解力や、他の学生に理解してもらえる説明を論理的に考え、話す力が身につきます。

授業前に十分予習することや、自分の考えを発言してゼミの授業に貢献すること、ゼミ生同士で評価し、高め合うことを学生指導の基本方針としています。

2全国大会でプレゼンテーション経験を積みます。

ゼミの特色ある取り組みとして過去に横浜の神奈川大学で開催された全日本経済学生ゼミナール大会のプレゼンテーション部門に参加したことがあります。全国の大学のゼミが集まり、経済学および経営学各分野のプレゼンテーションで研究成果を競います。学生たちは学内では得られない緊張感のもと、事前に積み重ねてきた学習と練習を本番で存分に発揮しました。

3論理的思考とプレゼンテーション能力を身につけよう。

4回生の卒業論文では各自で研究テーマを設定し、ゼミでの発表・討論の中で学生同士の学びを深めます。また、課題設定や対象限定をしていく力や資料収集や現場にアクセスする力、資料やデータなどを分析して論理構成を考え、文章化・図式化する技能・表現力などを培うことができます。

2013年度の卒業生は「経験価値マネジメントから見るシニア美容の可能性」、「中小IT企業におけるブランド論~地域ブランドと価値共創の関係性」、「サービス・ブランディングの必要性」などのテーマで卒業論文を執筆しました。

学生たちには、どのような仕事においても前例踏襲にとどまることなく、創意工夫、改善、改革を進め、周りの人に影響を与えていけるような社会人になってほしいと考えています。