大学では営業やマーケティングに関わる仕事に就くための勉強をしたいと考え、経営学部を選びました。面白いと思ったのは、世界のマーケットについて知識を深める「多国籍企業論」や「アジアの産業と市場」などの授業です。日本の市場は人口減少の影響もあって縮小傾向のため、ビジネスを発展させるには途上国をはじめ、世界へ広げていく必要があることを学びました。これらの授業を通じて興味は国内から海外へと広がり、物事をグローバルな視点で捉えられるようになりました。
　また、将来の仕事にはものづくりに関する知識が活かせるのではないかと思い、製造業の仕組みについて学べるゼミナールを選択しました。複数の企業を訪問し実際の製造工程を見学した際には、担当者の知識の豊富さに驚かされました。展示商談会でのプレゼンテーションの様子などビジネスの現場を目の当たりにし、将来のイメージが大きく膨らむ機会となりました。インターンシップ生として自動車メーカーへ行ったときには、自動車産業について学んだ知識を活かして、現場で働いておられる先輩方と話をすることができました。大学での学びが第一線の仕事につながっていることを実感し、学びへの意欲が高まりました。
　将来は、世界を相手に活躍できるビジネスマンを目指し、グローバルな展開をしている総合商社や自動車メーカーへの就職を希望しています。そのためにも大学の授業やゼミナールで製造業の仕組みや流通の在り方などについての学びを深めるとともに、語学力を磨いていくつもりです。現状に満足せず、これからも成長し続けていきたいと思います。