1997年度卒業論文集

「現代日本の技術革新を考える」

発刊にあたって



 
 数々の苦労を乗り越え、兵藤ゼミ卒業論文集としての体裁が整い、こうして発刊にこぎつげること ができました。
 1996年4月「現代日本の技術革新」をテ−マとし、我が兵藤ゼミは始まった。この論文集は、 そんなゼミ生達の立命舘大学での勉強の集大成といえるものである。
 ゼミが始まった三回生当初は、技術革新への我々の知識のなさにより、ゼミとしても未完成であり、 まとまりもなかったといえるであろう。しかし、三菱自動車工業やキリンビール工場などの二度に わたる工場見学を通じてゼミ生達の技術革新に対する興味は高まり、それに従って教授の指導にも 熱が入りゼミ生達も心を動かされ、ゼミでの討論に於いても、活発な意見が飛びかようになった。 このことにより、生徒一人ひとりの個性が、十分に発揮できる、より内容の濃いゼミだったと言え よう。ただ、四回生時のゼミでは、皆就職活動もあり参加状況は、今一つであったが、この論文集 を読んでいただければ、、我々の技術革新に対する理解の深さと、我々の立命舘大学生として申し 分ない成長を、十分に理解していただけるであろう。同時にこのゼミは、兵藤教授が立命舘大学で 行う、初めてのゼミである。これが、兵藤ゼミの歴史を語るにおいて最初の第一歩になることを望 み、第二、第三とその歴史が積み重なり、兵藤ゼミがますます繁栄することを願いたい。
 最後に、これから先社会にでて就職される人、資格取得を目指して勉強される人、色々な理由から もう一年、二年と立命館に残る人などさまざまですが、それぞれの道で活躍されることでしょう。 兵藤ゼミで出会ったことも何かの縁でありますので、兵藤先生を中心にゼミ卒業生としてよい関係 を持ち続けられれば嬉しいかぎりであります。
 1998年3月21日



目次

発刊にあたって なぜRV車が流行っているのか                      岡森 法孝 チェルノブイリ原発事故とは何だったのか                       加藤 賢治 レーザーの道のり/医療用レーザーはどうなっていくのか?                      木葉 章世 宇宙開発を行なう前に−前進の裏にある問題−                      佐藤 昇平 情報化社会とマルチメディア         茶谷 秀俊 日本自動車産業の生産システム                             中島 真吾 「ソ連=国家資本主義」論−社会主義認識に対する考察−      堀  謙一 コンビニエンスストアと社会現象−今なぜコンビニエンス ストアか−                      諸富 亮輔  21世紀における日本自動車産業の技術革新                       山本 欣嗣 将来の汚水処理システム                                松村 陽介 石油危機と技術革新                                  塩田 徳義         * 本文は兵藤研究室にてご覧下さい


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