2010年度卒業論文集

「調子ドウ? 兵ドウ!! 〜兵藤ゼミ10期生卒業論文集〜」

発刊にあたって



 まえがき

 立命館大学に入学してから四年という月日が流れ、滋賀の春にも馴染んできたと感じる今日、私たちは、この 大学を卒業し、それぞれの道を進んでいきます。つい最近始まったかと思った大学生活も終わりを迎えることと なり、私たちは次のステージへ進む準備に追われつつも、時の流れの速さを実感しています。つきましては今回 10期生となる兵藤ゼミナールのゼミ生で卒業論文集を作成し、二年間を費やした私たちのゼミナール活動の 集大成としたいと思います。
 振り返ると、最初は知らない者同士だったゼミ生も、時が経つにつれて自然と仲良くなり、経営学部ゼミナール 大会やゼミ旅行、清水焼の体験学習、など、今では多くの楽しい思い出を皆で懐かしむこともできます。そして それらの経験によってゼミ内の仲は日に日に深まり、、兵藤先生とも近い距離で、みんなが自由に意見を出し合える 良い環境ができていきました。私も、最近は特に、この兵藤ゼミナールは本当にいいゼミだなと実感することが 多く、この場が無くなってしまい、みんなとしばらく会えないかと思うととても寂しく感じています。
 私たちはこれから、社会人として自分の選んだ道を歩むこととなりますが、このゼミで得た知識や経験は必ずや どこかで活かされることでしょう。そして、たまにはゼミの皆が集まって昔話に花を咲かせる、そのような関係を ずっと保ち続けていくことができれば、私は幸せです。
                         兵藤ゼミナール第10期ゼミ長 足立洋貴





目次

          目 次

・足立洋貴 低炭素社会としての日本のあり方を考える〜CO2の削減と日本企業〜      ・・・P.3

・五十嵐駿 日本における都市開発と地域活性化−地方自治体と民間企業のまちづくりの違い ・・・P.20

・伊藤 卓 日本企業が生きていくには〜技術模倣とハードとソフト〜           ・・・P.38

・稲岡聡子 総合商社の存続理由とビジネスモデルの今後について             ・・・P.53

・宇治野未菜 生き残りをかける日本の地方空港〜システムの変革・民営化・経営環境の視点から ・・・P.71

・大橋優奈 ネット・コミュニティ企業がとるべき展開とその成長戦略の考察        ・・・P.90

・岡杏沙美 ネット型コンテンツから見る現代におけるエンタメ事業            ・・・P.128

・河原林倫世 現代社会にテレビは生き残るか〜ケーブルテレビへの期待〜         ・・・P.144

・小林典子 デジタルの時代〜電子マネーは生き残れるのか〜               ・・・P.164

・白井祐介 排気ガス規制に伴うディゼルエンジンの今後                 ・・・P.186

・芝幸一郎 新幹線が国際高速鉄道市場で生き残るためには                ・・・P.204

・関志津保 日本の医薬品産業に未来はあるのか〜製薬企業・政府の戦略に迫る〜      ・・・P.221

・孫 若瑜 日本輸出入貿易の変遷と国際競争力及び今後の課題              ・・・P.251

・高尾洋亮 日本における乗用車用ディーゼルの普及〜日欧の排ガス規制、企業の取り組みから考察する〜 ・・・P.277

・西祐太朗 電気自動車の普及による自動車産業の変化について
      〜電気自動車の今後の可能性と転換期におけるメーカーの未来についての考察〜 ・・・P.296

・西川一平 日本の携帯電話は国内市場縮小にどう立ち向かうべきか            ・・・P.315

・野口真佑美 日本企業はBOPビジネスをどう捉えるべきか                 ・・・P.338

・宝田裕太郎 家電産業におけるイノベーションの収益化        〜コモディティ化する家電産業で持続的収益を確保することは可能なのか?〜 ・・・P.358

・増井真太郎 今求められている大学教育とは? 〜就職氷河期を迎えて〜         ・・・P.377

・増田祐司 自動車メーカーによるインド戦略                      ・・・P.400

・村本英治 化学産業における「日本らしさ」の再考とその行方              ・・・P.418

・矢橋弘達 自動車産業の歴史から見るトヨタ自動車の強さ                ・・・P.436

・吉田博亮 企業はなぜ環境保全に取り組むのか〜環境社会の到来と企業の対応〜      ・・・P.455

・河野宏平 環境と共生するエコ住宅の必要性とその在り方〜人と地球にエコな家を目指して〜 ・・・P.475



・兵藤ゼミナールを終えるにあたって

・兵藤先生より


        * 本文は兵藤研究室にてご覧下さい


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