顧客満足論 グループ・プレゼンテーションの準備について
 
 毎回の講義90分を、その回のプレゼンテーション担当班が協力してプロデュースしてもらいます。したがって、自分たちでプログラムを作り、受講生が勉強になるような充実した内容を準備してください。
 次の点に気をつけて準備を進めてください。
 
1.講義全体のプロデュースについて
@各グループの順番を単に並べるのではなく、どのようなつながりを作っていけばよいか考える。
A司会者とディレクターを配置し、時間を管理する。
B近藤がコメントする時間(個別なら各班2分程度、一括なら全体で10分程度)や、カード記入の時間も考えておく。
 
2.評価について
 内容とプレゼンテーションのよしあし両方をふまえた評価シートを、各回の代表者で協議して作成してください。また、プレゼンテーション、試験、出席の配点を考えて提案してください。
 
3.各班のプレゼンテーションについて
(1)内容について
 興味のあることだけや、単なる企業紹介を発表するのではありません。自分たちで決めた対象について、最初に配ったレジュメで指示したような点をきっちり調べて受講生に説明しなければなりません。
 
(2)資料について
 一冊の本、一カ所のwebsiteだけにたよるのではなく、複数の情報源を使ってください。特に、次のようなものはぜひ参照してください。
 ・業界や企業の基礎データについて:各種政府統計、日経テレコン、就職ガイド本も役に立ちます。
 ・最近の状況について:雑誌(「ダイヤモンド」「日経ビジネス」)、新聞記事(「日経流通新聞」)等
 ・各企業や業界団体の公式ホームページ
    ※公式でないホームページにはたよらないこと
 なお、データの出所(参考資料リスト)は必ず明示してください。出所の不明瞭なデータや内容はまったく役にたちません。
 
(3)プレゼンの方法について
 ただレジュメを棒読みするだけではプレゼンテーションになりません。逆に、PowerPointなどでビジュアルに凝っても、中身がなければなんともなりません。
@図表を使う・・・グラフなどを使うと、状況が把握しやすくなる。
A対話的に進める・・・受講生にマイクをむけたり、手を挙げてもらって数を数えたりするとよい。
B重要なポイントを明確にする